2014.11.15 02:49 更新
急速な円安の影響が、ついに店頭価格にも波及してきた。HDDは14日(金)の取材時点で、ほとんど全てのショップで値上がり。東芝やWestern Digitalの売れ筋モデルでは、500円~1,000円程度の値上がりが確認できた。「仕切り価格が、現在の販売価格を完全に上回っている」という状況で、大手ショップでは法人客からのまとめ買い注文や在庫の問い合わが多く、担当部署は大忙しとのこと。
SSDやCPU、メモリの値上がりは比較的小幅な動きに留まっているものの、今後値下がりの要素は少なく、来週以降、HDDに続いて本格的な値上がりがあるかもしれない。ただし「売れていない状況で値段を上げても余計に売れないだけ。とりあえず在庫分の価格はあまりいじらない方向」とするショップもあり、極端な値上がりは一部モデルだけという見方もあるようだ。