2014.11.17 00:00 更新
ひょっとしたら最近はPCよりも付き合う時間が長いかもしれない、スマートフォン(やその他ガジェット)に密着する新コーナー「オレスマホ」。自作やモバイルのプロであるアキバのショップスタッフは、いったいどんなこだわりを持っている?第一弾となる今回は、Jan-gle秋葉原本店の高橋さんが使う「Xperia Z3 Compact」が登場だ。
「つい最近スマホを『Xperia Z3 Compact』に買い替えたばかりという、この私がまずは先陣を切らせていただきましょう。ちょうど国内でも先週にドコモから発売されたばかりのこの端末・・・でも裏側をよく見てください。気付きましたか?あの忌○しいドコモロゴがないでしょう!そう、コレはSIMフリー仕様の海外モデルなんです。欲しいと思っていたタイミングにうまく中古が入ってきまして、即購入を決めました。実をいうと、コレがSIMフリースマホ初体験だったりします。
国内では、ドコモから発売が開始されたばかりの『Xperia Z3 Compact』。高橋さんはそれを待たずにSIMフリーの海外版を購入、キャリアの独自要素から逃れて快適らしい |
それでさっきの話の続きですが、ドコモもようやくロゴを表から消したと思ったら、なんと今回から裏面に移動(しかもデカデカと)!そういうことじゃないだろ、と突っ込んだドコモユーザーは私だけじゃないハズです。あとこれはドコモだけに限った話じゃないですが、キャリア版はとにかくいらない独自アプリが多すぎるんです。使わないのに通知は出てくるし、ひっそり常駐しては電池を食うし、消す設定もいちいち面倒。検索で『ドコモ 羊 消す』とか、剣呑なワードが並んでいたりするには、それなりの理由があると思うんですよ。その点海外版はそういう面倒とは無縁ですからね、ピュアに使いたい人間としてはそれだけで価値があります。
小さくなって劣化したと思ったら大間違い。メタリックな『Xperia Z3』とは変わったけれど、ちょっとポップなこの仕上がりも悪くないでしょ? |
・・・そろそろまともな端末の話をしましょうか。ソニーのフラッグシップといえばご存知『Xperia Z3』ですが、個人的にはこの『Z3 Compact』のサイズが一番日本人にピッタリな気がするんです。さらにこのサイズで『Z3』とあまり性能が変わらないという、“小型かつ高性能”って日本人が好きなキーワードでしょう?ハイレゾ再生や圧縮音源のアップサンプリング機能、カメラ機能もフラッグシップ級と、機能面もまったく見劣りなし。実際ウチでも海外版の入荷時には瞬殺、小粒でピリリと辛い『Z3 Compact』は最高のスマホだと思います。
ハイレゾ音源のネイティブ再生に対応しているほか、圧縮音源をハイレゾ相当にアップサンプリングしてくれる「DSEE HX」も搭載。搭載機能はフラッグシップ級です |
それとこれはドコモ以外のユーザーがメインの話ですが、SIMフリースマホを語る上で最近にわかに流行りだした格安SIMサービスは欠かせません。来年からは原則SIMアンロックが義務付けられるということもありますし、これからどんどん好きな端末を選べるようになると思います。ようやく日本もSIMフリー時代ということで、一足先に私みたいに海外端末で体験してみるのも悪くないでしょう。特にキャリアの独自要素にうんざりしている方には、手放しでオススメですよ」
文: GDM編集部 絵踏 一
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/janpara/