2014.12.01 11:28 更新
2014.12.01 取材
ドスパラ パーツ館3Fの上海問屋にて、強化ガラスを採用したタッチパネルキーボード「Ultra Slim Touch Keyboard」(型番:B2)のサンプル品が入荷している。中国Bastronブランド(SHENZHEN RIVERS TECHNOLOGY)の製品で、現在取り扱いを検討中という代物だ。実際に販売されるかはさて置き、そのインパクト抜群なビジュアルをチェックしておこう。
実用性よりビジュアルでしょ、というユーザーは要チェック。強化ガラスの静電容量式タッチパネルを採用した、薄型コンパクトなキーボードのサンプルが入荷している。 |
物理キーを一切搭載しない、静電容量式タッチパネルのキーボード。キーボード面には透明な強化ガラスが採用されており、通電時にはブルーLEDのバックライトが点灯してキーを浮かび上がらせるというインテリア性の高いデザインだ。打鍵音や触感がないため、タッチタイピングは難しそうな印象ながら、近未来的なビジュアルには大いに惹かれてしまう。
強化ガラスは硬度7Hの耐久性を確保しているほか、防指紋コーティングが施されている。キーボードレイアウトはテンキーレスタイプの英語配列で、複数キーの同時押しにも対応している。筐体は最薄部で5mmほどで、かなり薄型に仕上げられている印象だ。
パネル部は透明で、通電時にはバックライトLEDが点灯する仕組み。USB接続の有線キーボードだ | |
製品の仕様は、外形寸法がW340×D160×H52mm(最薄部)、重量40g。かなりの薄型で、チルトスタンド代わりに奥側に段差を設けている |
また、パネル面はタッチパッドとしても使用可能な「Gesture mode」を備えており、複数本の指を駆使したスワイプ操作やピンチイン・アウトなどに対応するという。通常の「Keyboard mode」でもCaps Lockキーとシングルタッチの組み合わせでマウス操作程度のタッチ操作は可能で、詳細は不明ながらマルチに使えるデバイスのようだ。
なお、こちらの製品はサンプル扱いのため、展示などの予定は今のところ未定。「スタッフに声をかけてもらえば、静態での状態を確認することは可能」(ショップ)とのことで、興味のある人は店頭まで。ちなみに気になる価格は、現時点で2万円台を見込んでいるという。
通常のキーボード入力に加え、タッチパッドに切り替えることでマウス操作も可能。複数のジェスチャーにも対応するようだ | |
製品にはタッチ操作のマニュアルも付属、スワイプやピンチ操作も可能。なお、正式に入荷した際には「日本語マニュアルを用意することになるだろう」(ショップ)とのこと |
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(Bastron): http://www.bastron.com.cn/product.asp?id=226
上海問屋: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0211/20056