2014.12.19 11:05 更新
2014.12.19 取材
以前店頭にサンプル品が入荷、話題を呼んでいたタッチパネルキーボード「Ultra Slim Touch Keyboard」(型番:B2)の店頭販売が決定。ドスパラ パーツ館3Fの上海問屋にて、近く発売される見込みとなった。入荷数はごく少量で、価格は税込20,000円前後を予定している。
物理キーは一切なし。タッチオンリーで入力する強化ガラスのキーボードが近日発売。インテリア性の高さもさることながら、全面タッチパネルを活かしてタッチパッドとして使用できる点が魅力だ |
「Ultra Slim Touch Keyboard」は、一枚パネルの強化ガラス(+外周フレーム)で構成される静電容量式タッチパネルキーボード。中国Bastronブランド(SHENZHEN RIVERS TECHNOLOGY)の製品で、物理キーを一切搭載せずタッチ入力のみに対応する。先月末にサンプル品が入荷した際は「思った以上の問い合わせがあった」(ショップ)という反響の大きさから、今回の入荷が決定したという。
通常は透明なガラス板といった体で、通電するとブルーのバックライトLEDが点灯する仕組み。パネル面は硬度7Hの強度をもち、防指紋コートが施されている |
パネル全面をタッチパッドとして利用できる「Gesture mode」を備えるのが特長で、複数本の指を駆使したスワイプ操作やピンチイン・アウトなどに対応。通常の「Keyboard mode」においても、特定キーの押し合わせによるマウス操作を可能にする。
ただし同店によれば、「使用方法のサポートなし、という状態での販売になる」とのことで、複雑な操作方法はユーザー側で理解する必要がありそうだ。
最薄部5.2mmの超薄型デザインで、接続インターフェイスはUSB。詳細な操作方法のサポートはないものの、製品にはジェスチャー操作の解説が記載された英語マニュアルが付属している |
予価は税込20,000円前後で、入荷数はごく少量。「次回入荷の予定は現状未定」(ショップ)とのことで、どうしても欲しい人は早めに決断した方がよさそうだ。今年中の店頭入荷が見込まれている。
文: GDM編集部 絵踏 一
上海問屋: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0211/20056
製品情報(Bastron): http://www.bastron.com.cn/product.asp?id=226