2014.12.26 12:27 更新
2014.12.26 取材
アビー株式会社(本社:横浜市神奈川区)から本日26日(金)発売の、Mini-ITXケース「AS Enclosure RS05」シリーズを写真でチェック。メーカー担当者いわく「およそ2年ぶりに、久々の新金型を使った正真正銘の新モデル」という力作だ。
「AS Enclosure RS05」シリーズは、Mini-ITX対応としては大柄な外形寸法W273×D369×H293mm、重量5.9kgのキューブ型ケース。特徴は、マザーボードトレイを挟んで、上側にCPUとGPU、下側にストレージと電源を配置する「ダブルデッキ構造」を採用したところだ。これにより、作業効率が向上したほか、熱源の分散によるパフォーマンスアップとシステムの安定稼働を目指したという。
肉厚3.0mmのアルミ合金を採用したフロントパネルには、646のエアホールをを実装し優れた吸気性能を実現。フロントには120mm×2(120mm NANO TEK FAN/1,000rpm)を標準装備 |
スチールシャシーと3.0mmの肉厚アルミパネルで構成される本体は、アビークオリティの綺麗な仕上がり。カラーはシルバーとブラックの2色(通販限定モデルとして化研アルマイトモデルもラインナップ)。TSUKUMO eX.のほか、ソフマップリユース総合館や同本館で今日から店頭販売が開始される予定だ。
マザーボードトレイを挟んで、上側にCPUとGPU、下側にストレージと電源を配置する「ダブルデッキ構造」 |
そのほか詳細スペックについては、リリースを参照してほしい。ちなみに、メーカー担当者によると「しばらくPCケースの新製品がご無沙汰気味でしたが、2015年は年明け早々から新モデルをどんどん投入していく予定」とのこと。
拡張カードスロットはハイエンドグラフィックスカードも搭載可能な2段。電源ユニットは標準的なATXモデル(奥行200mmまで推奨)まで対応。ボトムには電源用のエアホールが設けられている |
フロントファンポートには120mmまでのオールインワン水冷キットを搭載可能なほか、グラフィックスカードは全長310mmまでをサポートしている |
文: GDM編集部 Tawashi
アビー株式会社: http://www.abee.co.jp/
ソフマップリユース総合館: https://www.gdm.or.jp/shop/map-reuse/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/