2015.01.16 11:18 更新
2015.01.16 取材
Windows 8.1とAndroid 4.4を搭載する、デュアルブート対応の中華タブレットに複数のモデルが登場。8インチの「X80H DualOS」と7.9インチ「X89 DualOS」の2モデルが東映無線ラジオデパート店に入荷している。店頭価格は17,980円からと、かなりお手頃だ。
電源投入時にOS選択画面が出現、Windows 8.1とAndroidから選択できるデュアルブート対応タブレット。店頭には複数のモデルが登場したが、格安中華タブ系の新たなムーブメントになるのだろうか? |
製品名に“DualOS”を冠する通り、Windows 8.1 with BingとAndroid 4.4が両方インストールされたタブレットが販売中。いずれも中国Teclastの製品で、電源投入時に起動したいOSを選択できるデュアルブート対応を特長とする。
搭載OSはWindows 8.1 with BingとAndroid 4.4。Windowsはマルチランゲージ対応の中文版で、Officeソフトも付属している |
スリムな8インチモデル「X80H DualOS」は、解像度こそ1,280×800ドットと標準的なものの税込17,980円という格安価格が魅力。プロセッサはクアッドコアのIntel Atom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz)、メモリ2GB、ストレージ32GBを実装する。
両面にカメラを搭載するほか、インターフェイスはmicroUSB、microSDスロット、microHDMIなどを装備。ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポートしている。
なお、搭載するWindowsはマルチランゲージ対応の中文版で、海外ライセンスの「Office 365 Personal」も付属。ただしショップでは「OSの言語変更やOfficeソフトについては保証対象外」と説明している。
片手持ち容易なスリムデザインが特長。解像度含めスペックはやや妥協もみられるものの、税込17,980円というお手頃価格は極めて魅力的だ |
以前にWindows 8.1タブとしてご紹介した「X89」もデュアルブート対応になってリニューアル。デザインは違うものの、同じく電源投入時にOS選択画面が登場する |
なお、以前にご紹介した7.9インチタブレット「X89」もデュアルブート対応の「X89 DualOS」になって再登場。税込23,980円で販売中だ。
ディスプレイは“Retina級”となる2,048×1,536ドットの高解像度液晶を搭載、それ以外の基本仕様は上記の「X80H DualOS」とほぼ同等。Windowsもマルチランゲージ対応の中文版で、Officeソフトも付属している。
Windows 8.1 with BingとAndroid 4.4を搭載する。インストールされたWindowsはマルチランゲージ対応の中文版のため、ユーザー側が自己責任で言語変更する必要がある | |
スペックはほぼ2モデルとも同等で、高精細液晶を搭載する「X89 DualOS」は税込23,980円だ |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/