2015.01.16 12:02 更新
2014.01.16 取材
昨年BitFenix Co. Ltd.(本社:台湾)から発表された、フロントロゴが変更できるTFT液晶搭載スリムPCケース「Pandra」シリーズ。当初の予定より遅れたものの、1月下旬の正式発売がこのほど確定した。製品ラインナップは全8種。発売を前にツクモパソコン本店およびTSUKUMO eX.にあるサンプル版で、その詳細を確認しておこう。
「Pandra」シリーズ |
「Pandora」シリーズ最大の特徴は、フロントパネルに実装する2.4インチ(240×360ドット)のTFT液晶「BitFenix ICON」だろう。専用ユーティリティを使うことで、フロントロゴを自由に変更する事ができるギミックだ。なおツクモパソコン本店では展示中のサンプル品で、その様子は確認することができる。残念ながら動画再生には対応していないものの、好みの画像を表示させることが可能だ。
2.4インチTFT液晶「BitFenix ICON」。専用ユーティリティを使えば、画像をドラッグ&ドロップするだけで表示させることができる |
なお、TFT液晶非搭載モデルとして「Pandora Core」シリーズもラインナップ。マット仕上げのアルミデザインを採用するスリムタイプのPCケースとして「価格も手ごろで、デザインも悪くない。こちらが人気になる可能性もありますね」(ショップスタッフ)という声も。本体カラーはブラックとシルバーの2色で、ソリッドパネルモデルに加えて、内部が見えるアクリルウィンドウモデルもラインナップし、計8モデルが用意される。
トップには120mm×1を標準装備。メッシュ状のパネルは簡単に取り外せる |
そのほかのスペックは共通。ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイ×1、2.5/3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2。拡張スロットは5段、拡張カード搭載スペースは350mmで、ハイエンドクラスのグラフィックスカードもサポートする。
サイドおよびトップパネルの開閉はドライバーレスで行うことができる | |
スリムタイプだが、内部は意外にも広い印象。最大240mmまでの水冷ラジエターも搭載させることができる |
冷却システムはトップ120mm×1(標準)、フロント120mm×2(1台標準)で、最大240mmまでの水冷ラジエターを搭載可能だ。またフロントからリアにストレートに風が抜ける「ダイレクトエアフローデザイン」を採用。ケース内のエアフローを妨げないケーブルマネージメント用ブラケットも装備しており、優れた冷却性能を実現すると謳う。外形寸法は、W160×D465×H420mm。
リア部分もマット仕上げのアルミが曲線状でスタイリッシュなデザイン | ボトム部分にはインシュレーターを備え、電源用の防塵フィルターも確認できる |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
BitFenix Co. Ltd.: http://www.bitfenix.com/