2015.01.17 00:01 更新
2014.01.17 取材
自作PCのプロ達が日常を過ごす、こだわりのプライベート空間を毎週お届けしていく「自作派たちのPC周り」。第9回は、BUY MORE秋葉原本店のベテランスタッフ田子さん。仕事もプライベートもこなすというデスク周りは、液晶ディスプレイ4枚に囲まれる独特の空間になっていた。
「今回撮影にあたって見返してみたのですが、以前『自宅のデスクトップ周りの画像をください』企画で掲載した時と、ほぼ変わっていない・・・。正直、現役の自作派とは呼び難い環境かもしれませんが、反省しつつもご紹介させていただきます。
田子さんのデスクトップ周り。液晶ディスプレイの配置が独特だ |
自宅に帰っても仕事をする事が多いため、プライベートはもちろん、作業を進めやすいよう液晶ディスプレイの配置を工夫しています。正面のHP製24インチは、イラストレーターの作業などメインで使用。左側のLG製22インチ、右側のHYUNDAI製24インチはいずれもピボット機能で縦スクロールで使います。どちらも資料の表示やブラウジングなどがメインですので、縦表示が非常に便利なんです。正面上の三菱製22インチは、音楽や動画再生、その他モニタリングなど、いろいろな用途で使っていますね。
ポイントは一画面一作業にしている点でしょうか。ブラウザをいくつも立ち上げ、切り替えて作業をするのが面倒なのでこの配置に行き着きました。ちなみに、TVは東芝製REGZAの46インチモデル。HIMEDIAのムービープレーヤー(HD900B)を接続して動画再生をしています。
メインPC(右)はCORSAIR製の「400R」を使用。Blu-rayドライブはパイオニア製を2台搭載している |
PCは3台が常時稼働。メインPCはCORSAIR製『400R』で、CPUこそ『Xeon E3-1290』ですがチップセットはP67という・・・。今となってはパワーのみのマシンです。また、ほとんどゲームをしませんので、グラフィックスカードもELSAの9600GT搭載FANレス仕様『GLADIAC 796 GT Silent 512MB』2枚を多画面出力のためだけに使い続けています。最近は、ほぼPOP作成専用になっていますね。
Noctuaで統一された内部は、旧世代のパーツを使いながらもカッコよく仕上がっている |
それでも、こだわりのポイントはあるんですよ。それがNoctua。CPUクーラーは、140mmファン2基をトップフローにした異色のモデル『NH-C14』で、ボトム側の1基を取り外してリア(排気)のケースファンに転用。ほかにトップ×2(排気)、ボトム×1(排気)、サイド×2(吸気)は全てNoctuaで統一しました。ファンコンで制御していますので、騒音もなく非常に気に入っています。
録画用PCはLian-LiのMini-ITXケース「PC-Q07」を使用。HIMEDIAのムービープレーヤー「HD900B」に接続され、東芝製REGZAの46インチに出力される |
サブPCはJMAX『FM-500B』。リムーバブルをHDDで埋めるためだけにAdaptecのHBAを使用。10TB搭載のデータ専用PCとして使ってます。ずいぶん前にNASも買った気がしますが、いまだ未開封だったりします。
もう1台は、Lian-LiのMini-ITXケース『PC-Q07』で組んだ、PT2内蔵の録画PC。これもムービープレーヤーに接続して5年ほどになりますが、変わらず元気に稼働してくれていますね。
キーボードとマウスは共にMicrosoftの生産終了品を愛用。なかなか代わりが見つかりません | マグカップは渋谷のレコード店で最後の1個をゲットしたというRoland製「TB-303」のプリント入り。休日はこれでコーヒーを飲みながらPCライフを送る |
最後になりましたが、キーボードとマウスは共にMicrosoftの『Natural Keyboard Elite』ブラック(英語版)と『TrackballExplorer』です。某ク○バリーさんで購入したストックが1本ありますが、トラックボールは先日故障したので最後の1台。Microsoftには再生産を強く要望いたします!」
文: GDM編集部 Tawashi
BUY MORE秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064