2015.01.17 11:56 更新
2015.01.17 取材
CORSAIRから、大型アクリルウィンドウ搭載のラッチ式サイドパネルを採用するフルタワーPCケース「780T」シリーズがデビュー。本体カラーはブラックとホワイトの2色で、本日1月17日(土)より購入が可能だ。
「780T」シリーズのホワイトモデル「CC-9011059-WW」 |
COMPUTEX 2014でのお披露目から約半年。拡張性と冷却性能を追求したという、CORSAIRブランドのフルタワーPCケース「780T」シリーズの販売が本日17日(土)よりスタートした。同じくフルタワーPCケースの「Graphite Series 760T」シリーズの兄弟モデルに当たる「780T」は、サイドパネルに大型アクリルウィンドウを備えたラッチ式サイドパネルを採用するのが大きなトピックだ。ちなみに、昨年末には広い筺体内部を活かしたサンプル版の展示が、ドスパラ パーツ館で行われている。
両サイドパネルともにラッチ式サイドパネルを採用。開閉はすこぶる楽だ | |
フルタワーサイズということで、さすがに内部は広い。水冷ラジエターも4面全てに搭載可能だ |
主なスペックを確認しておくと、ドライブベイは5.25インチオープンベイ×2に加え、取り外し可能なモジュールタイプ3.5/2.5インチシャドウベイ×6、SSD用の2.5インチシャドウベイ×3を実装。オールツールフリー仕様で、拡張スロットは9基を搭載。
5基のファン制御に対応したマルチファンコントローラを実装。5V、7V、12Vの3段階で回転数制御ができる |
冷却ファンはハイエアフロー仕様の140mmファン「AF140L」をフロント×2(LED)、リア120mmファン×1を標準装備。最大でトップに140/120mm×3、フロント140mm×3、リア140mm×1、ボトム120mm×2を搭載できる。また、水冷ラジエターはトップに最大360mm、フロント最大360mm、リア最大140mm、ボトム最大240mmと、4面全てに大型モデルが搭載できる。
ケースフロントにはダストフィルタを装備 | ラジエータやオプションファン搭載時の互換性を確保すべく、リアのファン取り付け穴を楕円加工。上下にスライド可能な調整機能を備える |
ボトム部のダストフィルタは、前後2分割され簡単に取り外しが可能でメンテナンス性も高い |
なお、外形寸法は、W288×D637×H602mm、重量11.3kgで対応フォームファクタはE-ATX、XL-ATXまで。グラフィックスカードは全長350mm、CPUクーラーは全高200mm、電源ユニットは全長260mmまで対応する。
ドスパラ パーツ館とツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売しており、いずれのショップでもサンプル版を展示中だ。
拡張性が豊富な「780T」シリーズ。メインPCのケースとして活躍してくれるだろう |
文: GDM編集部 Tawashi
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CORSAIR: http://www.corsair.com/