2015.01.28 11:45 更新
2015.01.28 取材
TSUKUMO eX.4階のインテル・AMDフロアで、スタッフが自作した真っ赤なPC、その名も「RED for A-style」が展示デモ中だ。とにかく赤く光らせることを目的に組まれたマシン。実際に製作を担当したという阿部さんの話とともに紹介しよう。
「RED for A-style」 |
「裏コンセプトはPSO2をイメージ」。使用機材には、レッド関連のパーツが選択されている |
キッカケとなったのは「PCケースが1台余っていたから。どうせなら面白いPCを組んでみよう」というのが始まり。まずは製作にあたり、レッドカラーというテーマとは別に、2つのこだわりポイントを設けた。
ひとつは「特別な工具類は使わないこと。今回使用したのは、ドライバーとハサミ、カッター、ニッパだけ」。もうひとつが「使用パーツは、現在市場で購入可能、もしくは代用可能なパーツのみを使う」という点。似たようなPCが組みたい場合は、誰でも挑戦できるというワケだ。
なお、もうひとつのこだわりポイントとして「裏コンセプトは、ファンタシースターオンライン2のキャラクターであるエコーとゼノをイメージしていること」とか。
両サイドパネルに貼られたロゴの作成もハサミ、カッターのみで行っている |
ベースとなるPCケースは、 Sharkoon製「SHA-VG4-WGR」。カラフルなマザーボードベースを採用するミドルタワーケースで、レッドモデルをチョイス。さらにフロントパネルをENERMAX製「Fulmo Q」の赤バージョン「Fulmo Q ECA3360B-RT(U3)」に換装している“ニコイチ”仕様だ。
内部は燃えるようなレッドで一部は明るさの調節も可能。ケーブルマネージメントにも注目だ |
コンセプトは、誰にでも挑戦可能なPCという点。興味がある人は直接相談するのもアリだ |
ケースファンは18個のLEDを内蔵したENERMAXの120mm口径ファン「UCTVS12P-R」。こちらをフロントに2基、リアに1基装備。CPUクーラーは、オウルテック(ENERMAX製)のサイドフローモデル「極-KIWAMI-」(型番:OWL-CCSH08)で、こちらもファンは「UCTVS12P-R」に換装し、フロントからリアまでのレッドラインを形成している。
ケースファンとCPUクーラーのファンはレッドで統一。これだけでもかなり目立つ |
電源ユニットもENERMAX製。冷却ファンのブレードがゴールドの「MODU87+」シリーズを使用している。なお、設置方向を逆向き(排気面を上面)にすることで、ゴールドブレードにレッドLEDがよく反射するように工夫しているのもポイントだ。
電源ユニットはLEDの反射を考慮してゴールドブレードのモデルを探してきた | ドレスアップに最適なサイズ「LED ILLUMINACION」を取り付けると、一気に華やかな見た目になる |
さらに、サイズから発売中のLEDドレスアップアイテム「LED ILLUMINACION」を仕込み、明るくデコレーション。電源ユニットとグラフィックスカードの間に、近所で購入してきたスチール製の細い板を取り付け、その上に「LED ILLUMINACION」を取り付けている。ちなみに、制御モジュールとリモコンで様々な発光色、発光パターンが選択可能なのでレッド以外に光らせることもできる。
接続された液晶ディスプレイのデスクトップまでレッドにカスタマイズする念の入れよう |
そのほか、主なスペックは、APUが「A10-7850K」、マザーボードがGIGABYTE「GA-F2A88X-UP4」、メモリがElixer製DDR3-1600 4GB×2枚、グラフィックスカードがRadeon R9 270Xのリファレンスモデルを使用。
TSUKUMO eX.に多くいるエンスーなスタッフの1人である阿部さん。分からないことはなんでも聞いてみよう |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/