2015.02.17 16:15 更新
2015.02.17 取材
Broadwell-UことCore i3-5010Uを搭載する、Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の最新NUCベアボーンキット「NUC5i3RYH」「NUC5i3RYK」の販売が本日17日よりスタートした。
Core i3-5010Uを搭載する新型NUCベアボーンキットの販売が一斉にスタート。プロセッサの変更により、グラフィックス性能が大幅に向上している |
今年1月の「2015 International CES」に合わせて発表された、新型NUCベアボーンキットの発売が本日より開始された。プロセッサにはBroadwell-Uこと、第5世代Coreシリーズを搭載。プロセスルールはHaswell世代の22nmから14nmへと縮小され、省電力性が向上。またグラフィックス機能の最適化により、3Dグラフィックス性能が約20%向上しているのが特徴だ。
M.2 SSDに対応するスリムモデル「BOXNUC5i3RYK」。新型NUCではUSB3.0を4ポート備えるため、容量不足は外付けHDDで手軽に補うことができる |
今回発売が開始されたのは、Core i3-5010U(2コア/4スレッド/2.10GHz/キャッシュ3MB/TDP15W)を搭載した下位モデル。ラインナップは2.5インチドライブとM.2 SSDに対応する「BOXNUC5i3RYH」と、M.2 SSDに対応する「BOXNUC5i3RYK」の2種。グラフィックスチップはIntel HD Graphics 5500で、ディスプレイ出力はminiHDMI1.4×1、miniDisplayPort1.2×1の2系統を備える。
2.5インチドライブとM.2 SSDに対応する「BOXNUC5i3RYH」。コンパクトながらデュアルドライブをサポートするのは大きなアピールポイントだ |
その他、メモリはDDR3L-SODIMM×2(1333/1600/1866MHz、最大16GB)、ネットワークはギガビット有線LAN、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0に対応し、インターフェイスはUSB3.0×4(内1ポートは充電用ポート)、音声出力、赤外線センサーを搭載。電源は65W/19VのACアダプタ駆動で、外形寸法は「NUC5i3RYH」がW115×D111×H48.7mm、「BOXNUC5i3RYK」がW115×D111×H34.5mm。なお販売店および価格は以下の表の通り。
ACアダプタもミッキーケーブルが不要になる等、細かな改善も多数。初代NUCからのアップグレードを検討しているユーザーにも魅力的な1台だ |
文: GDM編集部 Tawashi/TEXT:GDM編集部 池西 樹
製品情報(Intel): http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/nuc/products-overview.html