2015.02.23 11:22 更新
2015.02.23 取材
18cm角の極小サイズながら、UPSを標準搭載したレノボ製の小型デスクトップPC「ThinkCentre M93p Tiny」がビートオン 秋葉原店に入荷している。近くイオシス系列の全店に大量入荷予定で、中古品扱いながら状態は良好。店頭価格もOS付きで税込39,800円とお手頃だ。
「1辺がゴルフボール4個分」という、18cm角のレノボ製スリムデスクトップ「ThinkCentre M93p Tiny」が入荷。カスタマイズ仕様でUPSを標準搭載している | |
UPSを搭載するオプションユニットとはネジ固定されており、分離も可能。さらなる省スペース機として運用することもできる |
「ThinkCentre M93p Tiny」はレノボ製のデスクトップPCで、「1辺のサイズがゴルフボール4個分」(メーカー)と謳う18cm角の省スペース設計が魅力。今回入荷したのは法人向けのカスタムモデルで、フレームで一体化したオプションユニットにUPS(無停電電源装置)を内蔵するのが最大の特長だ。
本来スリム光学ドライブや拡張インターフェイスを搭載するためのスペースを利用したもので、内蔵のUPSユニットもスリムドライブと同サイズ(接続端子は独自仕様)。容量は2,650mAhで、ショップで動作確認したところ「ACアダプタを引き抜いたら、自動的にスタンバイに移行した」とのこと。こうしたUPS付きモデルの店頭販売は珍しく、なおかつ実売4万円という手頃な価格で購入できる貴重なチャンスといえる。
本体とUPSは背面で連結。USB3.0×5やDisplayPortなど、インターフェイスも充実している | |
UPSの収まったオプションユニットには、本来光学ドライブなどを搭載するのがスタンダード。抜き出したUPSもスリム光学ドライブと同サイズだった | |
ブロアーファンで冷却をまかなうスリム仕様の筐体内部。ストレージには2.5インチのSATA HDDを搭載、メモリスロットには1基の空きスロットも確認できた |
主なスペックは、CPUがHaswell世代のIntel Core i5-4570T(2コア/4スレッド/2.9GHz/TB時3.6GHz/TDP35W)、メモリ4GB(SO-DIMM/空きスロット×1)、500GB HDD(2.5インチSATA)など。OSはWindows 7 Professional(64bit)を搭載する。
なお、インターフェイスはUSB3.0×5、ギガビットLAN×1を装備。画面出力はDisplayPort×1とD-Sub×1の2系統を備え、2画面同時出力にも対応。電源には付属のACアダプタを使用する。
店頭価格は39,800円で、ビートオン 秋葉原店によれば「近く大量入荷予定で、系列の全店で取り扱う」とのこと。同店には週末に2台が先行入荷、いち早く購入可能だ。
フレームにはVESA固定穴も完備、ディスプレイ背面に固定可能。販売時にはPC本体のほか、ACアダプタと純正のキーボード・マウスが同梱される |
文: GDM編集部 絵踏 一
ビートオン 秋葉原店: https://www.gdm.or.jp/shop/beat-on/
製品情報(レノボ): http://shopap.lenovo.com/jp/desktops/thinkcentre/m-series-tiny/m93p/