2015.03.05 11:37 更新
2015.03.05 取材
ツクモパソコン本店で売れている空冷タイプのCPUクーラーBest3をご紹介。いずれも、売価税抜3,000円台の安価なモデルが並んでいる。リファレンスクーラーでは物足りないという人にオススメの3モデルを確認していこう。
3位は、2012年7月発売のサイズ製大型トップフローモデル「KABUTO2」(型番:SCKBT-2000)。2009年3月にリリースされた、サイズオリジナルトップフロー型CPUクーラー「KABUTO」の後継モデルだ。搭載ファンに120mm口径ファン「隼120」PWM仕様を採用。φ6mmヒートパイプ×6本と大型のアルミニウム製ヒートシンクで構成される。
Intel系はもちろん「マザーボードのVRM周りに熱を持つAMD系CPUを使う場合にオススメ」(ツクモパソコン本店)とのこと。
サイズ「KABUTO2」(型番:SCKBT-2000) |
2位にランクインしたのは、Thermalright「TRUE Spirit 90M Rev.A」。比較的大型モデルをリリースすることが多いThermalrightの中にあって、コンパクトなサイドフローCPUクーラーに仕上がっている。冷却ファンはPWM制御の口径90mm(600~2,000rpm/28.9dBA/44.0CFM)で、フィン数は43枚のヒートシンクにφ6mm×3本の銅製ヒートパイプを備えた。
外形寸法はW55×D102×H125mmで「小型のPCケースでも搭載可能な、125mmという高さがポイントです」(ツクモパソコン本店)とのことで汎用性は高い。
Thermalright「TRUE Spirit 90M Rev.A」 |
堂々1位に輝いたのは、サイズ「虎徹」(型番:SCKTT-1000)。「今や説明不要のド定番モデル」(ツクモパソコン本店)は2013年10月の発売以来、売れ続けているロングセラーモデルだ。CPUソケット周りの干渉を排除したナローフィン採用のサイドフローCPUクーラーで、厚みのある銅製受熱ベースプレートと、2枚の形状の異なるフィンを組み合わせた「M.A.P.S」(多重エアフロー透過構造:Multiple Airflow Pass-through Structure)により、高い冷却性能を実現した。
さらに「より多くの自作ユーザーに使って欲しい」というメーカーの思いから、価格も低価格に設定されている。冷却性能と価格のバランスが取れた、CPUクーラーを代表するコストパフォーマンスモデルだ。
サイズ「虎徹」(型番:SCKTT-1000) |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/