2015.03.07 00:00 更新
2015.03.08 取材
自作PCのプロ達が日常を過ごす、こだわりのプライベート空間を毎週お届けしていく「自作派たちのPC周り」。今回紹介するのは、パソコンハウス東映スタッフ在原さんの自宅PC環境。WindowsとMac環境が同居するPC周りは、趣味を楽しむための快適空間になっていた。
「なにかに特化しているというよりは、完全に趣味を楽しむためのスペースになっていますね。イラストを描くためのワコム『Cintiq 13HD』とセットでロジクール『G13』を使用していたり、DTM用にMIDIキーボード『A-300PRO』を使ったり。もちろん、その場合はMac環境に移行します。
イラスト製作で使うワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」 | ロジクール「G13」と合わせて、カスタマイズ可能なUSBマルチメディアコントローラーGriffin Technology「PowerMate」 |
DTMの際にはMac環境に移行。MIDIキーボードには「A-300PRO」を使っている |
また、読書が好きでいろいろな本を読むのですが、片っ端から自炊しているんです。この前ファイルを整理したところ、1,000冊を超えていたので自分でもちょっと驚きました。通勤時はKindleを使って、帰宅後はPCの前で、就寝時はiPadという具合にどこでも電子化したデータで読めるようにしています。ちなみに、使用しているスキャナは富士通『ScanSnap S1500』になります。とにかく、Kindleのラインナップにない本はすぐに購入して自炊するようにしていますね。
自炊した書籍は、椅子に座りながらビボット表示で読む |
液晶ディスプレイは正面のメインが三菱電機『RDT273WX』、右側がEIZO『FlexScan HD2452W』、左側がEIZO『FlexScan SX2461W』で、いずれもモニターアームにグリーンハウスの『GH-AMCA01』を装着しています。土台が不要なので、液晶ディスプレイ下のスペースを有効活用できるんですよ。なお、使い方はバラバラで、作業しながら動画を流したり、資料を表示させたり。左側の液晶は基本ビボット表示で、自炊した電子書籍を読むのに使う事が多いですね。
ヘッドホンアンプにはFOSTEXの「HP-A3」を使用している | プリメインアンプとして使っているのはONKYO「SA-205HD」 |
デジタルオーディオセレクターにはオーディオテクニカ「AT-HDSL2」 | ヘッドホンは定番モデルのひとつ「HD 650」を利用している |
PCは3台です。Antec『P280』を使ったメインマシンは、CPUが『Core i7-2700K』でグラフィックスカードはMSI『R7850 Twin Frozr III OC』。最近はめっきりプレイしませんが、以前はこれでFF14を遊んでいました。
メインマシンは「P280」を使い、キャスターを装着済み。掃除の際には楽に動かせるので便利とか |
セカンドマシンは『Mac mini (Late 2012)』で、こちらはイラストを描く際やDTMで使用。ほかに録画サーバーとして『Athlon 5350』で組んだシステムをSilverStoneのHTPC向けMini-ITXケース『Milo SST-ML06B』に入れています。もう1台、ShuttleのキューブPCがあったりしますが、これは完全にソフトのテスト用マシンですね。
セカンドマシン「Mac mini」 | パソコンハウス東映でも売れ筋のPCケース、SilverStone「Milo SST-ML06」は録画PCとして活躍中だ |
データは、QNAPのNAS『TS-419P II』で管理しており、3TB HDDを4台、RAID5構成で組んでいますが、ほかにメインマシンにも6TBくらいのHDDを搭載。自炊したデータはもちろん、動画データも合わせるとかなりの量で、今のところ合計20TBくらいのHDDがあると思います。
QNAP「TS-419P II」には12TBを搭載。ほかに8TBほどのHDDがあり、動画や電子書籍のでーたが収められている | お気に入りのエルゴキーボード「Truly Ergonomic 209」 |
そのほか、少し変わったところでは、お気に入りのキーボードとしてコンパクトエルゴキーボード『Truly Ergonomic 209』を使ったりしています。元SE的な事もやっていたのでキーボードとの付き合いも長いのですが、こいつは疲れ知らずで長時間作業をする人にはオススメですよ」
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/