「各社からズラリと出揃ったGeForce GTX 960搭載グラフィックスカードですが、特徴もさまざまです。価格の安いコスト優先のモデルから、スペックにこだわった、ちょっとプレミアムなモデルなど。今回ご紹介するのは、後者のモデルで、コストよりクオリティ重視という方にこそオススメしたいのがASUSTeK『STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5』です。

ASUSTeK「STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5」

ポイントはいくつかありますが、やはり55℃以下ではファンレスになる『ゼロノイズファン』機能は大きいですね。しかも、付属ソフトでファン駆動の設定温度を変更できる点も嬉しいところ。季節によって使い分けたりすることもできます。加えて、VGAクーラーには4本のヒートパイプをGPUに密着させた『DirectCU II』を搭載していますので、空冷時にはしっかりと冷却してくれます。

オススメポイントは、まだありますよ。リファレンス仕様では補助電源コネクタが6pin×1のGeForce GTX 960ですが、意外とそうではないモデルも見られます。『STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5』は、ベースクロックが1,228MHz（リファレンス1,127MHz）、ブーストクロックが1,291MHz（同1,178MHz）、メモリクロックが7,200MHz（同7,010MHz）のオーバークロックモデルですが、補助電源コネクタは6pin×1。またメモリクロックが上がっているモデルは珍しいので、そこも見逃せませんね。

ゲーマー向けシリーズ「STRIX」を購入すると、専用ネックストラップがプレゼントされる（数量限定）

そして、最後に強調しておきたいのが基板サイズです。極端に短いというわけではありませんが、それでも長さ215mmというのは十分コンパクト。小型PCケースで組むゲームマシン用のグラフィックスカードとしては、これ以上ないオススメモデルではないでしょうか」

文： GDM編集部 Tawashi
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