2015.03.12 01:51 更新
2015.03.12 取材
本日のコレオシは、TSUKUMO eX.6FのPCケース担当スタッフでMicroATXケースとThermalright製CPUクーラー『Macho120 Rev.A』をこよなく愛する石井さんに「今、売れてるMicroATX対応PCケース」を聞いてみた。
「最近はMicroATXケースのラインナップも増えてきましたが、ATXケースと比べるとまだまだ少ないですね。ただ、お客様の中にはATXケースが大きいという方も多く、確実に需要があるのも事実です。今回は当店で売れているMicroATXケースをいくつかご紹介しましょう。
まずはSHARKOON『MA-1000』シリーズから。こちらはMicroATXながら、豊富なドライブベイがウリのケースです。内部スペースを犠牲にせず、3.5インチを2、2.5インチを2、フロント下部に2.5インチを1、5.25インチベイには2.5インチ×4を装着できるBayExtensionを標準装備しており、これにより最大8台のSSD/HDDを搭載できるんです。
SHARKOON「MA-A1000」 | SHARKOON「MA-W1000」 |
5,000円割れの『MA-A1000』は法人需要も高く、『MA-W1000』は価格の安いアクリルウィンドウモデルとして人気ですね。『MA-W1000』では、標準搭載のフロント140mmファンがブルーLED仕様なので、ちょっとお買い得感もあります。
内部がやや古めの作りとなる点はマイナスポイントながら、クセのない外観デザインはオールマイティに活躍してくれる |
もうひとつ、安くて人気の定番ケースがIn Win『IW-EM048』。何といっても初心者ユーザーにも組み易いシンプルな設計がポイントです。2つの5.25インチや3.5インチオープンベイなどもあり、フロントアクセスポートにUSB3.0×2、USB2.0×2の合計4ポートが用意されている点もウケている理由です。
In Win「IW-EM048」 | |
豊富な光学ドライブベイはツールフリー仕様でデバイス類を取り付けし易い |
最後にオススメのケースをひとつ。Fractal Designの『Define Mini』は、TSUKUMO eX.6Fのケース担当スタッフの多くが太鼓判を押すMicroATXケースです。人気ATXモデル『Define R3』をベースにした製品で、開閉式のフロントパネルを装備した静音仕様になっています。3.5インチシャドウベイは6つと豊富で、ちょっとしたサーバー用途にもいいでしょう。
Fractal Designの「Define Mini」 |
もちろん、私のオススメクーラーのThermalright『Macho120 Rev.A』(高さ150mm)だって搭載できます。価格は約10,000円ですが、先に紹介した安価なモデルとは一線を画す完成度。MicroATXベースでしっかりしたPCを組むなら是非検討してほしい1台ですね」
搭載ファンを増やし高冷却仕様のゲーミングモデルに仕上げることもできる |
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/