2015.03.20 12:35 更新
2015.03.20 取材
スマートフォンの動画を大画面で楽しめる、組み立て式の「ボール紙 スマートフォンプロジェクター」(型番:DN-12931)が上海問屋から発売。ドスパラ パーツ館3Fの上海問屋にて、税込999円で販売中だ。
スマホの動画を大画面で楽しみたい、そんな願いを安価に実現する面白雑貨が発売。ボール紙でできたキットで、のりを片手にユーザーが組み立てる |
手持ちのスマートフォンと工作で、安価にプロジェクターを自作してしまおうというこのアイテム。ボール紙用のりまたはボンドを片手に、パッケージ裏のマニュアルを眺めながら完成させる。ショップスタッフによれば「対応する面を合わせて貼り付けるだけなので、15分ほどで出来上がる」とのこと。
パッケージ裏は説明書になっている。作業時間は約15分ほど、組み立て前にボール紙用のりを用意しておこう |
完成後は内部の粘着パッドにスマートフォンを貼り付け、動画を再生するだけ。光源がスマートフォンのバックライト光を利用するため、画面の明るさは最大に設定。さらにスピーカーの音量もあらかじめ最大にセットしておくのがポイントだ。
なおプロジェクターの仕様(カメラ・オブスクラ)上、画面が上下反転した状態で端末を設置する必要があるため、あらかじめ画面表示を固定しておく必要がある。
内部の粘着パッドにスマホを設置、サイズはiPhone 6ジャストといったところ。カメラ・オブスクラの仕組みを利用した、シンプルな構造になっている | |
ボックスを前後に動かすことで、ピント調節も可能。焦点距離は1m以上で、寝転んで天井に投影したりといった用途を想定している |
焦点距離は1m以上で、ピント調節はプロジェクターの後ろの箱をスライドさせることで行う仕組み。スマートフォンはW80×H145mmまでの端末に対応、iPhone 6などが使用できる(iPhone 6 Plusは非対応)。
ちなみに店頭には展示機も用意されるものの「明るい店内では画面が視認できない」(ショップ)ことから、投影デモなどは行われないようだ。
ボックスには充電ケーブル用のホールも用意。外装にはプロジェクターをイメージした端子がプリントされるなど、遊び心のあるデザインになっている |
文: GDM編集部 絵踏 一
上海問屋: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0211/20056
製品情報(上海問屋): http://www.donya.jp/item/27185.html