2015.03.20 17:55 更新
2015.03.20 取材
リファレンスモデルの2倍にあたる、ビデオメモリ4GBのGeForce GTX 960がアキバに登場。第1弾モデルはGIGABYTE「GV-N960G1 GAMING-4GD」「GV-N960WF2OC-4GD」と、Palit「GeForce GTX960 4GB Jetstream」の計3モデル。
4GBのビデオメモリを搭載するGeForce GTX 960グラフィックスカードが、GIGABYTEとPalitから発売開始 |
the Voicesでも一報をお届けした、ビデオメモリ4GB版GeForce GTX 960グラフィックスカード3モデルの発売がアキバでスタートした。動作クロックをチューニングしたオーバークロック仕様も用意され、高解像度・高画質環境でのパフォーマンス向上に期待がかかる。
選別されたチップのみを採用するSOCモデル「GV-N960G1 GAMING-4GD」。オーバークロック耐性が高められており、さらなるチューニングも可能だ |
GIGABYTE「GV-N960G1 GAMING-4GD」は、「GPU Gauntlet Sorting」により、選別されたチップのみを採用するSOCモデル。VGAクーラーは3連ファンを搭載する「WINDFORCE 3X」で、低負荷時にはファンの回転を止める「0dB semi-passive fans」に対応することで、高い静音性と冷却性能を両立させた。
基板裏面には放熱を兼ねた金属製プレートを装着。また補助電源コネクタも8+6pinに強化されている |
ベースクロック1,241MHz、ブーストクロック1,304MHz、メモリクロックは7,010MHz、メモリバス幅は128bitで、メモリ種別はGDDR5。出力インターフェイスは、DualLink DVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、Display Port×3を備える。
「WINDFORCE 2X」を搭載する下位モデル「GV-N960WF2OC-4GD」 |
GIGABYTE「GV-N960WF2OC-4GD」は、「WINDFORCE 2X」を搭載する下位モデル。主なスペックは、ベースクロック1,216MHz、ブーストクロック1,279MHz、メモリクロックは7,010MHz、メモリバス幅は128bitで、メモリ種別はGDDR5。
「GV-N960WF2OC-4GD」の裏面にも金属製プレートが装着される | いずれも出力インターフェイスはDualLink DVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、Display Port×3を備える |
なおこれら2モデルについてはこちらのリリースに詳しいので合わせて参照いただきたい。
「Jetstream」クーラーを搭載するPalit「GeForce GTX960 4GB Jetstream」 |
Palit「GeForce GTX960 4GB Jetstream」は、3スロットを専有するオリジナルクーラー「Jetstream」を搭載するオーバークロックモデル。GPU温度が60℃以下の場合、冷却ファンが自動停止する「0-dBAテクノロジー」に対応。また90mm口径の「ターボブレードファン」をデュアル実装することで、効率的なエアフローを実現している。
補助電源コネクタはリファレンスと同じ6pin×1 | 出力インターフェイスはDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1の4系統 |
主なスペックは、コアクロック1,127MHz、ブーストクロック1,178MHz、メモリクロック7,000MHz、メモリバス幅は128bitで、メモリ種別はGDDR5。出力インターフェイスはDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1を備える。なおこのモデルについてはこちらのリリースを合わせて参照いただきたい。
3スロットを専有する大型クーラー「Jetstream」を搭載し、高い冷却性能と静音性を実現 |
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.com/
Palit Microsystems: http://www.palit.biz/