2015.03.28 02:25 更新
2015.03.28 取材
自作PCのプロ達が日常を過ごす、こだわりのプライベート空間を毎週お届けしていく「自作派たちのPC周り」。今回ご登場いただくのは、ツクモパソコン本店スタッフの石塚さん。休日は、DJパフォーマンスを存分に楽しむ事ができるPC周りに仕上がっている。
「趣味で楽しんでいるDJのためのPC周りになっています。自分は、どちらかというと“バトルDJ”というジャンルが好きで、スクラッチなどでパフォーマンスの技術を競う大会にも出たりしているんですよ。『DMC DJ Championships』という大会の地方予選にも出場しています。
DJのためのPC周り | |
2モノラル+2ステレオ。8インプットのアナログミキサーBEHRINGER「XENYX802」 | 針はOrtofon「OM Scratch」を使用している |
DJプレイを楽しむにはPCが必須なんです。なぜかというと、レコードとPCの音源が連動するようになってるから。専用のコントロールレコード(コントロールヴァイナルとも言います)をオーディオインターフェース経由でPCと接続すると、レコードが動いた分だけPCの音源も再生される仕組みです。ちなみにソフトは「Traktor Scratch」を使用。DJ用のPCは本当はMacがいいのですが、予算の都合上、ジャンク屋で見つけた東芝のノート『DynabookのRX3/T6M』でHDDは1TBに交換しています。
やっぱりMacが欲しいところ、予算不足のため東芝ジャンクノートでがまんしている |
一応、関連機器の紹介もしておきましょう。ターンテーブルはTechnics『SL-1200 MK5』が2台とTechnics『SL-1200 MK3』、Vestax『PDX-2000』、ミキサーはNative Instrumentsの『Traktor Kontrol Z2』、Vestax『PMC-05 ProA』、Technics『SH-EX1200』、BEHRINGER『XENYX802』を使っています。休日には、知り合いを呼んでスクラッチしながら遊んだりしていますね。
なんだか楽しそうなDJスペース |
Thermaltake『Level10GT』を使ったメインPCは、もっぱら動画観賞やウェブ、DJプレイの配信などに使っており、ゲームは全くと言っていいほどやりません。液晶ディスプレイも23インチの三菱を中心に、21.5インチのDELL(左側)とBenQ(右側)の3台を使っていますが、用途はニコ生やSkypeですね。CPUは『Core i7-2600』、メモリはDDR3 16GBでSSDはADATA製の128GBモデル、HDDは500GB(Seagate)、1TB(HGST)、2TB(Western Digital)。グラフィックスカードはRadeon HD 6950ですが、全体的に自分にはオーバースペックかもしれません。
PCではゲームはせず。動画観賞やウェブ、DJプレイの配信などで活躍中だ |
キーボードは東プレの『RealForce 89U』を愛用しています。実はタイピングも趣味でして、その延長で挑戦したパソコン入力コンクールで全国3位になったことがあるんですよ。ほら、賞状もあるでしょう。
毎日パソコン入力コンクールでの輝かしい実績。「自分の打鍵音が気になってタイピングに集中出来ない」と一度言ってみたいセリフです |
だいたい1秒で約7.3文字をタイピングしていくのですが、やはり使うキーボードは重要なんです。メカニカル系だと自分の打鍵音が気になってタイピングに集中出来ないなぁと思っていたところに出会ったのが、静電容量無接点方式のRealForceというワケで。もうRealForce以外は使えませんよ」
愛用の「RealForce 89U」。さらに2年ほど前に記念で購入した、RealForceをベースにilovexが独自発注したオリジナルカラーキーボード「ilovex」は知る人ぞ知るモデル。しかも、自分でピンクの無刻印キートップにカスタムしている |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/