2015.04.16 12:14 更新
2015.04.16 取材
手書きメモやイラストなどの筆記内容をスマートフォンに転送できる、Bluetooth接続のボールペン「Neo smartpen N2」が店頭販売中だ。取り扱っているのはJan-gle秋葉原本店と同3号店で、価格は税抜27,593円。
スマホ連携のスマートペンに新モデル。これまで以上に「ペンとメモ」の自然さを実現した「Neo smartpen N2」が発売中だ。サイズも通常のペンとそれほど大差がない |
Bluetoothでスマートフォンと連携し、書いた内容をそのまま転送できる、いわゆる“スマートペン”の新モデル。クラウドファンディング「Kickstarter」で話題を集めたガジェットで、これまで以上に自然な「ペンとメモ」としての使い勝手がトピックだ。
専用ノートを使用しなければならない制限こそあるものの、従来のスマートペンで一般的だったレシーバーが不要。さらにペン自体に書いた内容をキャッシュできることから、スマートフォン側でアプリを起動したりといった前準備がいらない点を特長とする。通常のペンとメモさながらに、思い立った内容をすぐさま書き込めるというワケだ。
ペン本体には最大1,000ページ分を保存可能で、アプリ起動後に自動で同期する仕組み。アプリ起動中はリアルタイムで同期可能で、Evernoteへの自動アップロードやメール転送、書いた文字を光学文字認識(OCR)でテキストに起こすこともできる。
ペン先にカメラセンサーを搭載、内蔵のデュアルコアARMプロセッサで処理を行う。「Kickstarter」によるクラウドファンディングでは大いに話題を集めた | |
電源ボタンも備えるが、書き込みを開始すると自動的にペンの電源が入る仕組みのため、あまり使用しないかも。なお、使用するにはmicroUSBによる充電が必要となる |
インターフェイスはBluetooth 4.0を使用し、ペン本体にはARM 9ベースのデュアルコアプロセッサを搭載。256段階の筆圧感知に対応するほか、120fpsの内蔵カメラセンサーで専用ノート「N notebooks」のグリッドを読み取り、デジタル化する仕組みになっている。内蔵バッテリーへの充電で動作し、バッテリーライフは連続使用約5時間ほど。
専用ノート「N notebooks」を組み合わせてデジタル化する仕組み。製品には、ラインナップ中最小のメモ帳タイプ「N pocket notebook」が付属する |
製品には標準でボールペンの替芯1本が付属するほか、一般的に販売されている汎用の替芯に交換することも可能だ。なお販売するJan-gleでは、「近日中に付属ノートより大型の専用ノートも入荷する」とのこと。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報: http://www.neosmartpen.com/neo-smartpen-n2/
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/