2015.04.23 17:35 更新
2015.04.23 取材
LGA2011v3対応マザーボードでは初となるMini-ITXフォームファクタモデル、ASRock Incorporation(本社:台湾)の「X99E-ITX/ac」が、アキバに上陸。明日24日(金)より発売が開始される。
170mm角のコンパクト基板に先進機能を凝縮したLGA2011v3マザーボード「X99E-ITX/ac」。Mini-ITXサイズ最強のPC狙うならピッタリな1枚だ |
世界初のLGA2011v3対応Mini-ITXマザーボードとして話題を呼んだ、ASRock「X99E-ITX/ac」がアキバに登場、明日24日より発売が開始される。8コア/16スレッドのCore i7-5960Xはもちろん、18コア/36スレッドのXeon E5-2699v3の対応も謳われており、Mini-ITXサイズ最強のPCを組み上げることができる。
基板上で最も大きなスペースを占有するCPUソケットには、ピン数を増やしオーバークロック耐性を引き上げた「XシリーズOCソケット」を採用 | |
4本の銅製ヒートパイプを搭載する「Narrow ILM」専用ロープロファイルCPUクーラーが付属する |
CPUソケットにはピン数を増やしオーバークロック耐性を引き上げる「XシリーズOCソケット」を採用。さらに「Premium 60A Power Choke」や「Fairchild 60A Dual Cool DrMOS」「12K Platinum Caps」など高効率・高耐久のコンポーネントで構成される、6フェーズ電源回路を搭載することで、消費電力の大きいHaswell-E/EPの安定動作を可能にしている。
スペースの制約もあり、メモリスロットこそ2スロットに制限されるものの、Ultra M.2(PCIe3.0x4)やSATA Expressなどストレージインターフェイスは充実 |
また帯域幅32GbpsのUltra M.2(PCIe3.0x4)を始め、SATA Express、USB3.1 Type-Aなど最新規格のインターフェイスに対応。ネットワークはギガビットLAN×2(Intel I218V/I211AT)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0をサポートするなど、コンパクトながら上位モデルにも匹敵する高い拡張性を実現している。
リアインターフェイスには転送速度10GbpsのUSB3.1ポートを2口搭載 | CPUソケット裏側には肉厚の金属製プレートを標準装備 |
チップセットはIntel X99 Express、メモリスロットはDDR4-3200×2(最大32GB/ECC対応)、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、miniPCI-Express×1で、オーディオチップにはRealtek「ALC1150」とTI製ヘッドホンオペアンプ「NE5532」を搭載する。なおCPUクーラーのリテンションはXeon向けのNarrow ILMで、専用サイドフローCPUクーラーと水冷クーラー固定用プレートが付属される。
と水冷クーラー固定用プレートやIEEE 802.11ac対応無線LANカード(アンテナ含む)など、付属品も満載 |
取材時点で在庫を確認したのはパソコンショップアークと、パソコンハウス東映、在庫はいずれも少量で、価格は税込38,664円。なおその他のショップでも明日24日より発売が予定されている。
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/