「昨年の冬に、PCを好き勝手に設置できる部屋はないかと探した結果、今のところ（埼玉県某所）に落ち着きました。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ふすまで仕切られた2部屋をまたぐ様に、PCもろもろを設置しています。当然、2部屋を行き来するには一度廊下に出る必要があるのですが、そこまでしてこのレイアウトにこだわった事には理由があるんです。

AMDで統一された6画面構成のデスクトップは壮観

ご覧の通り、PCは常時4台～5台運用中で、液晶ディスプレイも6画面構成です。配線もかなり複雑で、メンテナンスの際に背面に潜り込むのが、かなりというか非常に面倒なんです。そこで、裏面が見渡せる今の構成を思いつきました。以前に比べて、断然メンテナンス性は向上しましたね。これだけPCが動いているとホコリも尋常ではないのですが、掃除も楽ですよ。

こちらが隣の部屋から見たシステム背面側。たしかにメンテナンスは楽そうだが、完全に部屋の間は行き来する事はできない

そんなデスク周りですが、現在は液晶ディスプレイ6台、キーボード3台、トラックボール1台、マウス4台、ミキサー1台といろいろと盛りだくさんな環境です。ちなみに、6枚の液晶ディスプレイは3台のPCから出力しています。最近はEyefinity出力に対応するゲームを楽しむこともあるので、その場合は下段3枚をつなげた5,440×1,200ドット（WUXGA+UXGA+WUXGA）のワイド画面でプレイすることもありますね。また、ミキサーは複数台あるPCのスピーカーを一つにまとめるために使っています。最大で5系統のステレオ入力を1つのスピーカーにまとめることができるので、便利なんですよ。

6画面の内訳は左上：艦これとSkype、中央上：動画再生、右上：WEB閲覧、左下：Twitter、中央下：MMO（ゲーム）、右下：システムモニタリング。下段3枚がメインPCより出力、上段3枚を2台のサブPCからの出力している

全てのPCを解説していると全く尺が足りませんので、少し手短にいきましょうか。主にオンラインゲームをプレイするメインPCは『FX-8350』ベース。CORSAIR製のメモリをDDR3-1343（CL5-5-5-8）で、HDDはHGST『HUS156030VLS600』（15,000rpmモデル）を2台RAID構成にしています。

こちらがメインPCの内部。基本はAMDベースで、高回転系のHDDをRAID構成するというスタイルで統一されている。なお120mmで回転数6,500rpmの超高速ファン「Hyper Jet」を多数搭載。「騒音はサーバールーム並み」という

サブPC（その1）は『A10-6800K』ですね。こちらも『LSI MegaRaid SAS 8880em2』使ったHDD×6台のRAID構成です。十分速いのでSSDの必要性をあまり感じないんですよ。ちなみに、用途は艦これのリモート動作や動画再生、Skypeです。

サブPC（その1）はAntec「P180」に収納	Fractal「Design Define MINI」を使ったサブPC（その2）

サブPC（その2）は『Athlon 5350』。Fujitsu『MBA3300RC』×2、Western Digital『WD5002ABYS』×4でRAIDを組んでいる以外は、比較的おとなしい（？）構成でしょうか。おもに巡回サイトの閲覧に利用します。ほかにファイルサーバーとしてNEC『iStorage NS49P』（Xeon E3110に変更）が稼働しています。

テスト用のマシンも入れるといったい何台のPCがあるのだろうか	NEC「iStorage NS49P」。サポート終了が近づいている「Microsoft Windows Storage Server 2003」から、新しく「Windows Server 2012 R2」へのリプレイスを予定している

悩みと言えば、これから来る夏場をどうするか。昨年は38℃を記録した我が家ですが、実はエアコンがありません。というか30A契約でこの状態ですので、エアコンを追加した場合、間違いなく電力不足になりますね。電子レンジを使うのもドキドキですから」

一瞬、意味が分からない光景が。ローラー台と組み合わせることにより、PCの前に居ながらトレーニングができるという・・・
自転車レースの動画を流しながら走れば、気分も最高とか。何か違う気がする。ちなみに、自転車ラックには4台のロードバイクがある（KUOTA Kebel/Anchor RA-5 Sports/3RENSHO/ROMANI）。もちろん普段は外を走る

文： GDM編集部 Tawashi
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