2015.05.08 11:52 更新
2015.05.08 取材
電源ユニットの購入にあたり、採用構成パーツや内部の構造が気になるという人も多い。そんな要望に応えるべく、ツクモパソコン本店3階のケース王国では、人気4モデルの筺体を開け、電源ユニット内部を公開展示している。
電源ユニットを殻割り展示しているのは、SilverStone「SST-ST45SF-G」とDirac「DIR-TCSXG-650」のSFX規格フルモジュラー電源ユニット。さらに、現在一番人気のCooler Master「V Semi-Modular」シリーズから550Wモデル「V550 Semi-Modular」。そして、SeaSonicのセミファンレス駆動に対応するPLATINUM認証電源「SS-860XP2S」の合計4モデルだ。
小型PCケース内で扱い易さ抜群のフルモジュラー式を採用した、SilverStone「SST-ST45SF-G」。80PLUS GOLD認証を取得したSFX規格のモデルだ | |
同じくフルモジュラー式SFX規格の80PLUS GOLD電源 Dirac「DIR-TCSXG-650」。1次、2次ともに日本メーカー製105℃品コンデンサを採用する |
自作通の中には、「内部の構成を見るだけでOEM元が判別できる」と言われる電源ユニット。とはいえ電源ユニットの分解は改造行為にあたり、保証が無くなってしまう。今回の人気モデル4機種の「殻割り」は、内部構造が事前に確認できるだけに、ユーザー側へのメリットは少なくないだろう。
好調なセールスを記録しているCooler Master「V Semi-Modular」シリーズ。奥行140mmのセミモジュラー式GOLD認証電源ユニットで真っ赤な基板が採用されている | |
3万円オーバーのSeaSonic製PLATINUM認証電源「SS-860XP2S」も殻割り。DC/DCコンバータ基板や日本メーカー製の105℃電解/固体コンデンサを直接見る事ができる |
なおツクモパソコン本店によると「今後も公開可能なモデルは殻割り展示する」とのこと。新機種の追加には要注目だ。
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/