2015.05.15 10:59 更新
2015.05.15 取材
NFC機能を搭載し、対応スマートフォンをかざすだけでデータを確認できる東芝製SDHCカードの海外モデルが店頭に入荷。パソコンハウス東映など東映無線各店にて、税込1,480円から販売中だ。
世界初のNFC機能搭載を実現した、東芝のSDHCカード。対応スマホをかざすだけで“中が見える”という、便利なモデルだ |
東芝が世界で初めて開発した機能で、NFC(Near Field Communication/近距離無線通信)を搭載しているのが最大の特長。WEBを中心に今年2月から「NFC搭載SDHCカード」として国内向けの販売も始まっているが、今回店頭に入荷したのは海外パッケージの格安モデルだ。
NFCは主にAndroidスマートフォンなどで対応が拡大している機能で、無料のAndroid向け専用アプリ「Memory Card Preview」を使用。インストールしたNFC対応スマートフォンをSDカードにかざすだけで、中のデータが読み込める「プレビュー機能」を利用することができる。
NFC対応スマホに専用アプリ「Memory Card Preview」をインストール。保存した写真のサムネ、容量などをかざすだけでチェックできる |
データのダウンロードまでは対応しないものの、保存された写真の内容をサムネイルで確認可能(最大16枚まで)。そのほかデータの種類、カードの使用量および空き容量を、端末をかざすだけで確認できる。従来のようにPCやデジカメなどに入れてデータを確認する必要がなく、複数のカードからお目当てのカードを簡単に見つけることができるというワケだ。
インターフェイスはUHS-I、SDスピードクラスはClass10で、NFC規格はNFC Forum Type 3 Tag(周波数13.56MHz)に準拠。NFCに対応したAndroid 4.0~4.4搭載のAndroid端末で使用できる。
容量ラインナップは、8GB、16GB、32GBの3モデル展開。ただし格安の海外パッケージ品のため、メーカー保証はなし |
東映無線各店における価格は、8GBモデル「SD-R008R7ULN01A」が税込1,480円、16GBモデル「SD-R016R7ULN01A」が税込2,230円、32GBモデル「SD-R032R7ULN01A」が税込3,450円。なお、こちらは特定地域向けの海外パッケージ品のため、ショップ保証のみとなる。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/0212/103570
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/