「あまりゴチャゴチャさせず、シンプルなデスク周りがモットーです。なにより、ホコリはPCパーツにとって大敵。常日頃のメンテナンスが、長持ちさせる秘訣かつ安定動作の基本と言えるでしょう。そこで導入しているのが、キャスター付きのスチールラックです。

色使いもブラックやブラウン系で統一された落ち着いた雰囲気のデスク周りだ

メイン、サブともにPCはスチールラックに設置。掃除機をかけるときなど、グイッと引きだしてやれば楽チンというワケですね。もちろん月イチで実施しているPCメンテの際も便利。サイドパネルを開ける時も手前に引き出すだけですから。アルコール入りのウェットティッシュで拭いたり、エアダスターでホコリを取ったりと手軽に掃除できます。

キャスター付きスチールラックのおかげで掃除は容易。PC内部のエアフロー効果向上も期待でき、確かにこれはナイスアイデアかもしれない

この手軽さが大事。動かすのが面倒だから掃除をしない。すると、結果的にPCへ悪影響を及ぼしている事になります。ちなみに床上5cmをキープしているので、エアフローの観点から見てもいいんですよ。吸気の際に効率が上がりますし、なによりホコリも貯まりにくくなります。

ちょっとしたメンテナンスの際もご覧の通り、すぐにサイドパネルにアクセス可能。移動が楽なので、日常の掃除も楽になると言う

メインマシンはPS3やPS4のゲーム動画編集が主なだけに、パワーを重視しつつ静音にも気を使った構成。CPUは『Core i7 4770K』にメモリはDDR3 32GB（Crucial/8GB×4枚）、グラフィックスカードにはInno3D『GTX680 4GB HerculeZ 2000』を搭載しています。電源ユニットにはSeasonicのPLATINUMモデル『SS-660XP2』を使っていますが、冷却ファンが山洋電気の120mmなんですよ。ですから、ケースファンもすべて山洋電気製『San Ace』シリーズで統一しているのが、ちょっとしたこだわりでしょうか。

Antec「Solo 2」使用のメインPC。CPUクーラーはサイズ「阿修羅」をデュアルファン化。SSDにPLEXTOR「M5P Xtream」、そのほかHDDにはTOSHIBAの3TBモデル「DT01ACA300」を3台搭載する

もう1台のサブ機は、動画キャプチャーと配信用ですね。耐久性となるべく消費電力を抑えた構成で、CPUは『Xeon E3-1231 v3』、メモリはDDR3 32GB（SanMax/8GB×4枚）、マザーボードはASUSTeK『GRYPHON Z97』を使っています。ケースはアビー『SME-J08R-BL』で自身初のMicro ATXでしたが、コンパクトで使いやすいですね。

配信用のサブPC。CPUクーラーはサイズ「虎徹」をデュアルファン化。グラフィックスカードはGIGABYTE「GTX750Ti Black Edition」とするなど、耐久性がキーワードのPCに仕上げている

液晶ディスプレイは三菱電機の23型ワイド『RDT233WX-Z(BK)』を2台。3台目の必要はそれほど感じません。もし必要な時には、MacBookを3画面目として利用します。

液晶ディスプレイはアキバスタッフに人気の定番モデル、三菱「RDT233WX-Z(BK)」。MacBookと合わせて運用する時もある

周辺機器もご紹介しておきましょうか。キーボードはメインとサブどちらもロジクールのワイヤレスモデル。理由は、やはり片付けるのが楽だから。デスクの上を掃除する際に、コードがないというのがいいんです。

キーボードはどちらもロジクールのワイヤレスモデル「K800t」と「K270」	左から「MX Revolution」「M950」、購入したばかりの「MX MASTER」

その流れでマウスも当然ワイヤレスモデルのみですね。ただ、こちらは先日の『リサーチ』（お気に入りのマウスを教えてください）でもお答えしましたが、ちょっとこだわりが。ロジクールのハイエンドモデルを愛用しており、『MX Revolution』、『M950』、『MX MASTER』と使っています。正直、『MX MASTER』の出来が一番ですね。購入しようか迷っている人、コレは買いですよ。

ソニーのAVセレクター（D端子対応モデル）『SB-RX300D』や、マイコンソフトのアップスキャンコンバーター『FRAMEMEISTER』など配信用の環境が整っている	こちらもアキバスタッフに人気の無線LAN、ASUS「RT-AC68U」。「設定も簡単で電波感度もよく非常に快適」という

文： GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.： https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/