「ここ最近は急に暑くなってきましたね。そうなると皆さん気になり始めるのが、冷却系アイテムです。というワケで、今回は当店でも人気の『Noctua製CPUクーラー売れ筋トップ3』をご紹介しましょう。

Noctua製CPUクーラーの取り扱いといえばオリオスペック。冷却ファンの単体販売も、ご覧の通り多数のラインナップを揃えている

まずは第3位から。発売から早くも2年以上が経ちますが今も人気。Noctuaを代表する定番モデルが『NH-U12S』（税抜10,490円）です。隣接するメモリスロットのクリアランスを確保した、サイドフロー型CPUクーラーになります。120mm口径ファン採用のため、より他のパーツと干渉しにくいデザインですね。

今回紹介してくれたMさんも愛用する「NH-U12S」。Noctua初体験という人にも安心してオススメできる定番モデルだ

デュアルファンでの運用を視野に入れた場合、ファンの選択肢が豊富な点も120mm口径モデルを使う利点と言えるでしょう。オーバークロック向きというよりは、定格クロックでしっかりと冷やしたい方。または、Noctuaデビューという方にもぴったりなモデルです。ちなみにサイズ違いの『NH-U14S』も同じく人気。ケース内に余裕がある人にはこちらもオススメですよ。

価格は約10,000円とけして安くはない。ただ、数年間は安心して使える品質だ

続いて第2位。先日発売されたばかりの新作CPUクーラー『NH-U12DX i4』（税抜10,490円）です。『そもそも販売ショップが少ない』という突っ込みはさておき、Mini-ITXモデルでは世界初のLGA2011v3対応マザーボード、ASRock『X99E-ITX/ac』にも装着確認済みという事で人気となりました。もちろん、Super Micro等のマザーボードで使用されているNarrow ILMに対応する点もポイントです。

5月日発売された「NH-U12DX i4」は、LGA2011v3使いといったハイエンドユーザー注目のモデル

そして第1位は『NH-L9x65』（税抜7,430円）です。こちらも4月に発売された新作ですが、非常に売れ行きがいいですね。『ロープロファイルだけどガッツリ冷やしたい』。そんな人に絶対オススメのトップフロー型CPUクーラーになります。

小型で高冷却を実現した「NH-L9x65」。ロープロファイルモデル新定番の登場だ

92mm口径ファンを搭載した全高65mmというデザインで、ケースの高さに余裕がない人でも利用可能。小型モデルながら、ヒートパイプも4本（φ6mm）装備しています。従来モデル『NH-L9』を使っていた人にも換装をオススメしたい、ここ最近では一番の良作クーラーですよ」

価格も8,000円とまずまず。ロープロ以外の環境でも十分活躍してくれるだろう

文： GDM編集部 Tawashi
オリオスペック： https://www.gdm.or.jp/shop/olio/
Noctua（RASCOM Computerdistribution）： http://www.noctua.at/