2015.05.29 11:04 更新
2015.05.29 取材
Blu-rayレコーダーなどに保存した録画データをそのまま持ち出し、スマートフォンで再生できるSeeQVault対応のカードリーダー「MRW-BS1」がソニーから発売。パソコンハウス東映とテクノハウス東映にて販売が始まっている。店頭価格は税込2,510円。
レコーダーなどから直接録画データを保存、そのままスマホやタブレットに持ち出せるSeeQVault対応リーダー。モバイル向け製品ではかなり久しぶりの登場となった |
SeeQVaultは、地デジ放送などの著作権コンテンツを対応機器間で共有できる、パナソニック、Samsung、ソニー、東芝の4社が開発したコンテンツ保護技術。使用環境を対応機器で揃える必要があるものの、接続機器を変更しても録画データをそのまま引き継げたり、制限なしに複数の機器で視聴することができる。
今回発売された「MRW-BS1」はSeeQVault対応の専用リーダーで、モバイル向けとしては2013年発売のポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」以来となる製品。メディアにmicroSDを使用する直挿しタイプのため、より手軽に使用でき、かつ安価に購入できるのが特長だ。
対応機器間であれば制限なしで簡単共有可能。microSDカードも対応製品を使用する必要があるほか、再生時には専用アプリを使用する仕様だ |
製品は、スマートフォンに接続するmicroUSBコネクタ搭載のリーダー本体と、PCやレコーダーに接続するUSBコネクタのアダプターによる2段構造。なお、リーダーに挿入するmicroSDには、ソニーから発売されているSeeQVault対応microSDカードを使用する必要がある。
対応機種は、モバイル端末側がAndroid 4.2.2以上、PCはWindows 7以降。Androidにおける再生時には対応アプリ「SeeQVault プレーヤー」、Windowsでの再生時には「SeeQVault Player for Windows」を使用する。
パソコンハウス東映とテクノハウス東映にて販売中だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(ソニー): http://www.sony.jp/rec-media/products/MRW-BS1/
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/