2015.06.01 12:20 更新
2015.06.01 取材
エルミタでは再三登場している台湾PCの聖地「光華商場」。このたび、その光華商場近くに、電化製品の大型商業施設「三創生活園区」がオープンしたという情報を聞き、早速訪れてみた。当初はブラリと立ち寄るはずが、内部に足を踏み入れてビックリ。画像を中心にリポートしよう。
「三創生活園区」は、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の三創数位による3C(コンピューター、通信、家電)製品の大型販売店だ。場所は台湾自作ユーザーにはおなじみの「光華商場」の真横。建物は地上12階、地下6階建てで、建設中ながら隣接する「光華商場」とは連絡通路で結ばれていた。
左側が「三創生活園区」、右側が「光華商場」 | 将来的には連絡通路で結ばれ、より便利になる |
内部は実に豪華。女性専用フロア、映像・高級オーディオコーナー、親子向けコーナー、レストランなどをそろえる一大商業施設だ。5月15日にオープンしたばかり、かつ日曜日ということもあり、カップルや親子連れなどが押し寄せ、入場制限を行うほどの人気ぶりとなっていた。
到着してまずはびっくり。「入るために並ぶんですか?」という事で、入場するのに10分ほど待つ | |
1Fフロアに入って、さらにびっくり。何だここは?柱の4面が全て液晶パネルになっていた | |
建物は地上12階、地下6階建て。地下には駐車場も完備している。休日ということで、とにかく女性と子供が多い。iPhone 6にもお試し中の列ができる |
入居するテナントも多い。3Cブランドのフラグシップショップや各スマートフォンメーカー。さらにIntelやASUSTeK、GIGABYTE、MSI、Razer、Transcend、BUFFALO、SanDiskといったPCパーツ系メーカーはもちろん、ソニー、東芝、Panasonic、キャノン、ニコン、RICOH、PENTAX、BOSE、SENNHEISERといった大手メーカーも出店している。
ユニークなのが、これら全てのショップがショールームのようになっており、誰でも自由に最新製品を試せるようになっているところ。子供から大人まで、1日中いても飽きないほど、各フロアは最新製品であふれている。もちろん気に入った製品があればフロア総合のレジで購入できるほか、すぐお隣の「光華商場」に行けば、多数のショップでお目当ての品が販売しているというワケだ。
さらに、日本でもおなじみのプラモデル・フィギュアの専門店「コトブキヤ」やアニメ関連ショップ、ガンプラの専門店まで揃う徹底ぶり。
「コトブキヤ」登場。このフロアから、一気に「秋葉原ラジオ会館」テイストな雰囲気に | |
日本でも人気のアニメフィギュアが販売中。人だかりができていた | |
こちらもアキバではよく見かけるアニメ。タミヤのプラモデルだって手に入る | |
日本語で「つくろうガンプラ!」と書かれていたガンプラ屋さん。日本と同じ、最新製品が陳列されていた |
全体の印象としては、最新PCや家電のオシャレなショールームと、「秋葉原ラジオ会館」が一緒になったような場所という感じだろうか。台北に来たら、ぜひ訪れておきたい新名所と言えるだろう。
コンシューマゲーム機のコーナーも盛況。特にPS4は飛ぶように売れていた | |
ここのゲームコーナーも小学生と思われるプレイヤーが多数。PCはGIGABYTEのハイエンドモデルだった | |
子供が大喜びしそうなショップやアトラクションが多数。これはお父さんもお母さんも大変だ |
文: GDM編集部 Tawashi
三創生活園区: http://www.syntrend.com.tw/