2015.06.02 00:18 更新
2015.06.02 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。水先案内人になってくれるのは、イオシスの敏腕バイヤー林さんだ。今週は、LTE対応のお値打ちXperiaスマホ「Xperia E4g Dual」にフラッグシップ級スペックの「HTC One E9+」、圧倒的LTEバンド数の北米版「Galaxy Note 4」など、全4モデルを紹介するぞ。
「前回は社員研修のおかげで新製品がありませんでしたが、今週は注目のモデルがいくつか入荷しました。まず最初はこの『Xperia E4g Dual』、一番リーズナブルなスマホからいきましょうか。
このモデルは説明が簡単ですね。名前でうっすら分かるかと思いますが、ズバリ『Xperia E4g』のデュアルSIM版にあたるスマホです。SIMの仕様以外は『E4g』と一緒で、現行Xperiaシリーズのローエンド。LTE対応のXperiaスマホとしては、最もお手頃なモデルです。それにローエンド向けスマホの中ではなかなか優秀なスペックなので、サブ機以上の働きが期待できると思います。人気が出そうな機種ですね」
「続いてはHTCスマホの『HTC One E9+』のご紹介です。5.5インチサイズのいわゆる“ファブレット”で、とにかくスペックが優秀。何しろフラッグシップモデルの『HTC One M9』とほとんど変わらないんですよ。
背面がプラスチック製ボディになっていたりして、高級感ではフルメタル仕様の『HTC One M9』に軍配。CPUもよりローコストなMediaTek製に変わっていたりもするんですが、それでも64bit対応のオクタコアですよ。メモリも3GB、カメラも同等の2,000万画素を搭載していて、性能的にはまったく引けを取りません。むしろ液晶解像度がフルHDからWQHD(2,560×1,440ドット)にアップしていることを考えると、まったく甲乙つけがたい。それでいてお値段は2万円安、コストパフォーマンスが高いと思いませんか?」
「こちらは店頭でもお馴染みの『GALAXY Note 4』ですが、こう見えて普通の『Note 4』じゃないんです。アキバでは案外珍しい、北米版のモデルなんですよ。その中でも大手キャリアT-Mobile US向けの端末ですね。
それでいったい何が違うのかと言えば、なんと持っているLTEバンド数がグローバルモデルよりも多い!通信機能が強化されていて、バンド1/2/3/4/5/7/8/12/17とかなり幅広いLTE対応が魅力です。基本スペックはグローバルのデュアルSIMモデルに近くて、オクタコアがクアッドコアに変わっていたりと一部仕様が違います。ただしプロセッサはどれが上とは一概に言えないところがあるので、充実したバンド対応が一番という方はあまり気にしなくてもいいと思いますよ」
「最後は『GALAXY Tab A 8.0 with S Pen』のホワイトモデル。以前にご紹介した時はブラックモデルだけでしたが、今回はそのカラバリの登場です。実は前回同時に入荷していたところ、手違いでスタイラスペンが欠品。ペンが届いたので棚に並べたら即完売と、ある意味レアな端末です(笑)。
色以外はブラックと同じで、付属のスタイラス『Sペン』を使った手書き入力が魅力ですね。Samsungとしてはビジネス向けに出している端末ですが、サイズも8インチと大きいので色んな使い方ができそうです。ちょうど今なら白黒両方を在庫していますよ」
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/