2015.06.02 02:39 更新
2015.06.01 取材
開幕前日、6月1日行われたASUSの記者会見。その会場に展示されていた「R.O.G.」コンセプトPCがなにやら物々しい。アルミニウム製外装パネルがモビルスーツよろしく、電動でバラバラと開閉。デモ用に製造されたというIn Win「H-Tower」に釘付けだ。
本来であれば、ASUS「R.O.G.」の超ハイエンド構成に注目が集まるところ、主役よりも目立ってしまっているのがIn Win「H-Tower」だ。
一歩間違えれば、「ひと昔前に描いた未来」的な感もありつつ、かなり大掛かりに改造が加えられた「力作」である事には間違いない |
発売予定はない(関係者)というアルミニウム製PCケースは一見、昨年のCOMPUTEXでデビューしたオープンエアケース「S-Frame」にどことなく似たデザイン。しかしながらフロント下部に搭載された3つのボタン操作により、電動油圧ダンパーがメインシャーシを動かし、外装アルミパネルは羽を広げるように開閉する。
なお組み込まれていたパーツは、マザーボードがASUS「Rampage V Extreme」、グラフィックカードがASUS「Poseidon GTX 980 Ti」×2(SLI)で、Bitspower製の水冷ユニットを使用。DDR4メモリにはG.Skillブランド品が採用されていた。
文: GDM編集部 松枝 清顕
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/
In Win Development: http://www.inwin-style.com/