「Zen」シリーズのAndroid5.0タブレット4モデル公開

ASUSが展開している「Zen」シリーズから、Android 5.0を採用したタブレット4モデルがリリースされた。いずれもUIには「ZenUI」が採用され、ワールドワイド向け発売は2015年後半予定、国内発売および価格は未定とされている。

着脱式のカバーを採用し、裏面のカラーをカスタマイズできる「ZenPad 7.0」

「ZenPad 7.0」は、Atom x c3200/3230を搭載する7インチAndroidタブレット。背面カバーは着脱式で、様々なカラーバリエーションのほか、バッテリー駆動時間を延長する「Power Case」や、5.1chサラウンドスピーカーを内蔵する「Audio Cover」など、カスタマイズできるのが特徴だ。

背面カバーはカラーバリエーションの他、バッテリー内蔵モデルや5.1chサラウンドスピーカー内蔵モデルが用意される

液晶の解像度は1,024×600/1,280×800ドット、RAMは1/2GBで、ストレージは8/16/32GBを搭載。なおWi-Fiモデルと3Gモデルの2種がラインナップされる。外形寸法は、W108×L189×H8.4mm。

カスタマイズ可能な8インチモデル「ZenPad 8.0」

「ZenPad 8.0」は、Atom x c3200またはQualcomm MSM8916/8929を採用する8インチAndroidタブレット。こちらも背面カバーは着脱式で、カスタマイズに対応する。

液晶の解像度は1,280×800ドット、RAMは1/2GBで、ストレージは8/16GBを搭載。Wi-FiまたはLTEモデルが用意され、外形寸法は、W123×L209×H8.5mm、重量350g。

高解像度表示を得意とする8インチモデル「ZenPad S 8.0」

「ZenPad S 8.0」は、2,048×1,536ドットIPS液晶を採用する8インチAndroidタブレット。CPUはAtom Z3530/3580を搭載し、RAMは2/4GB、ROMは16/32GBで、ネットワークはWi-Fiに対応する。

専用のキーボードドックが用意され、クラムシェルスタイルで利用できる「ZenPad 10.1」

「ZenPad 10.1」は、1,280×800ドットIPS液晶を採用する10.1インチAndroidタブレット。専用のキーボードドックが用意されており、クラムシェルスタイルでも使用することができる。

Atom x3 C3200と4GB RAMを搭載し、パフォーマンスに優れるのも特徴だ

CPUはAtom x3 C3200/Z3580を搭載し、RAMは2/4GB、ROMは8/16/32/64GBで、ネットワークはWi-Fiに対応する。外形寸法は、W172×D251.6×H7.9mm、重量510g。

USB3.1搭載のオールインワンPCや32インチ4K液晶などPC向けアイテムをチェック

第6世代のCoreシリーズを搭載するオールインワンPC「Zen AiO」シリーズ

「Zen AiO」シリーズは、世界初となるUSB3.1 Type-Cコネクタを搭載するオールインワンPCの新製品。名前から分かる通り「Zen」シリーズに属するモデルで、光沢を生かしたスタイリッシュなデザインを採用する。

USB3.0 Type-Aの他、USB3.1 Type-Cコネクタを搭載する

またCPUには第6世代のCoreシリーズを搭載。さらに最上位モデルでは、GeForce GTX 960M、DDR4 32GBメモリ、512GB M.2 SSDが標準装備され、オールインワンPCでは最高クラスの性能を実現している。製品ラインナップは24インチモデル「Z2401C」と、21.5インチモデル「Z2201C」の2種で、いずれも2015年第4四半期より発売が開始される予定。

プロユース向けを謳う、広色域対応32インチ4K（3,840×2,160ドット）液晶ディスプレイ「ProArt Monitor PA329Q」

「ProArt Monitor PA329Q」は、Adobe RGBカバー率100%を実現した、プロユース向け32インチ4K（3,840×2,160ドット）液晶ディスプレイ。

付属のスタンドは、高さ調節、チルト調節、スイーベル、90度ピボットに対応する

視野角は水平178度、インターフェイスはDisplayPort×1、miniDisplayPort×1、HDMI×3、USB3.0×4で、高さ調節、チルト調節、スイーベル、90度ピボット対応スタンドが付属する。発売は2015年第4四半期より開始される予定。

文： GDM編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/