2015.06.02 12:34 更新
2015.06.02 取材
COMPUTEX開幕前から注目モデル多数、CORSAIRの前夜祭ではゲーミングデバイスでも新手のツールが披露されていた。ひょっとしたらゲームのプレイスタイルを変えるかもしれない、「LAPDOG」と名付けられたこのアイテムが面白い。
「BULLDOG」のすぐ脇に設置されていた、「LAPDOG」なるこのアイテムはどう使うものなのか?アルミ製のフレームに、キーボードとマウスパッドがキレイに収まっている |
GTX TITAN Xも呑み込むMini-ITXマシン「BULLDOG」が安置されていた横で、もう一つの気になる“DOG”が展示されていた。その名も「LAPDOG」。左側にキーボードが埋め込まれ、右側にはマウスパッドが配置されたアルミ製の大柄なデスク型ツールだ。
左側のキーボードエリアには、CORSAIR製のテンキーレスキーボード「K65」シリーズが装着されていた。なお右側のマウスパッドは、7×11インチの面積を確保している |
左側のキーボードスペースは、CORSAIRのテンキーレスキーボード「K65」シリーズのために設計されたもので、一部の隙もなくジャストフィット。内部にはUSBハブが仕込まれており、ゲーミング環境をこのデスク上に1本化できるという構造になっている。
もっともこれを通常のデスクに設置しても恩恵は薄い。このツールが活躍するのは、その名の通り“ラップトップ(ひざ上)”でのゲーミングスタイルだ。
バスタブのような構造のツールで、上部はケーブル収納スペースに。右上にUSBハブが内蔵されており、マウスとキーボードはこちらに接続する仕組みになっている | |
使い方のキモは裏面にあり。一面が柔らかなスポンジ素材で覆われており、ユニークな三角形状に成形されている |
底面はすべてが目の細かい柔らかなスポンジで覆われており、その形状はひざ上に乗せることを想定した三角形型。キーボード・マウスのゲーミングデバイス一式を、まとめて負担なく乗せられるよう工夫されているというワケだ。
これによりソファにどっしり寄りかかりながら、安定したゲームプレイが可能になる。ゲーマーをデスクから解放してくれるこのツール、グローバル市場では今年の第4四半期頃の発売を予定。国内向け発売は現状未定だが、グータラなゲームスタイルを求めるゲーマーの声次第では、取り扱いもアリかもしれない。
これが本来の使用イメージ。ラップトップにどっしりとゲーミング環境一式を設置できる。なお右側には、ヘッドセットなどを接続できるUSBポートを備えている |
文: GDM編集部 絵踏 一
CORSAIR: http://www.corsair.com/