2015.06.03 03:51 更新
2015.06.03 取材
秋葉原ではリファレンス版の販売がスタートしたNVIDIAのハイエンドGPU「GeForce GTX 980 Ti」グラフィックスカード。COMPUTEXでは、各ブースやイベント会場でオリジナルVGAクーラー採用モデルが公開されている。ここではMSI、GIGABYTE、ASUSTeKの主要3モデルをチェックしておこう。(Grand Victoria Hotel/台北101/南港展覧館)
ファンレス駆動に対応する「Twin Frozr V」採用の「GTX 980 Ti GAMING 6G」 |
まずは、グラフィックスカード市場で人気をさらっているMSIの「Twin Frozr V」採用モデル「GTX 980 Ti GAMING 6G」だ。
プレスカンファレンスでは、ハイエンドモデル「LIGHTNING」の投入も明らかにされた |
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社でマーケティングを担当するAki Lin氏によると「6月中旬には販売が開始される(予定)」とのこと。価格は先行して販売中のリファレンスモデルより、やや高くなる。なお、同イベントではオーバークロックシリーズ「LIGHTNING」の7月以降投入も予告されている。
今年も登場、台湾本社Graphics Card Sales & Marketing DivisionのEtien Tsai氏が持つのが「GV-N980TG1 GAMING-6GD」 |
GIGABYTEのオリジナルVGAクーラー「WINDFORCE」を搭載した「GV-N980TG1 GAMING-6GD」。3連ファン採用で312mmという基板長は、既存モデル「GV-N980G1 GAMING-4GD」と変わりはない。
基板には「GV-N980G1 GAMING-4GD」“REV:0.4”と記載されていた |
台湾本社でGraphics Card Sales & Marketing Divisionを担当するEtien Tsai氏によると「オーバークロック時の各クロックを最終調整中ながら、日本では今月の15日頃に発売できる予定」。ちなみに予価も明らかになっており、税抜105,500円になるそうだ。
カードトップの「WINDFORCE」ロゴは、LEDにより7色に変化させることもできる |
最後は従来の2連から3連に増えた新型VGAクーラー「DirectCU III」を搭載する、ASUSTeK「STRIX GTX 980 Ti」。もちろんシリーズの特徴である低負荷時のファンレス駆動もサポートされている。ちなみに詳細は不明ながら、居合わせた国内担当者によると「リファレンス版を出荷後、6月末から7月にかけて発売予定」とのこと。
「STRIX GTX 980 Ti」は新型VGAクーラー「DirectCU III」を装備 |
なお、ASUSTeKブースには「STRIX GTX 980 Ti」用の水冷ヘッドを装着したモデルも展示されていた。EK Water Blocks、Bitspowerといったおなじみのメーカーに加えThermaltakeブランドも確認できた。
Thermaltake製水冷ブロックを搭載 | |
EK Water Blocksモデル | Bitspowerモデル |
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文: GDM編集部 Tawashi
ASUSTeK: https://www.asus.com/jp/
GIGABYTE: http://www.gigabyte.jp/
MSI: http://jp.msi.com/