2015.06.03 14:06 更新
2015.06.03 取材
「COMPUTEX TAIPEI 2015」において、ASUSTeKから注目のスティック型PC「ASUS Pen Stick」が発表された。USBポート分の厚みしかないスリム筐体に“Cherry Trail”を搭載する、小さきWindows 10マシン。価格は150ドル以下で発売予定。
外形寸法はW121×D32×H14mm。鉛筆と一緒に並んだスリムボディのスティックPC「Pen Stick」をASUSが発表。“Cherry Trail”を搭載した小さなWindows 10マシンだ |
ASUSTeKが発表した「ASUS Pen Stick」は、数あるスティック型PCの中でも際立ってスリムかつコンパクト。ブースでは鉛筆と一緒に並べた印象的な展示が用意されており、メディアの注目をさらっていた。
さらにスナックバーほどしかないボディには、“Cherry Trail”ことIntelのモバイル向けプロセッサAtom Xシリーズ、メモリ2GB、ストレージ32GBを実装。スティック型モデルとしては最高峰のスペックであり、かの「Surface 3」を小ぶりにしたような、贅沢なスペックだ。コンパクトPCのベンチマーク的存在になるかもしれない、注目のモデルと言える。
先端にHDMI端子を備え、テレビやディスプレイに直挿しして使用する。スティック型としては珍しく、USBポートも2基備えている |
スティック型モデルの例にもれず、HDMI端子を搭載する直挿しタイプ。インターフェイスはUSB(Type-A)ポート2基を標準で備えるほか、microSDスロット、microUSB(給電用)、イヤホンジャックを装備。ネットワークはIEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 4.0をサポートする。
搭載OSはWindows 10で、価格はなんと150ドル以下を見込む。年内には発売される予定で、写真に並んだブラックとホワイトの2色をラインナップするという。
文: GDM編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/