2015.06.04 02:00 更新
2015.06.04 取材
アルミニウム製PCケースを得意とするJONSBO(本社:中国)ブースで、ATXフォームファクタに対応するコンパクトなCube型ケース「RM1」シリーズを発見。日本国内での取り扱い開始も決定している注目の製品を紹介していこう。(ブースNo:N0418)
内部空間をうまく活用することで、ATXフォームファクタにも対応する「RM1」シリーズ |
アルミニウム製PCケースを得意とするJONSBOブースで、ATXフォームファクタに対応する高拡張タイプのCube型ケース「RM1」シリーズを発見した。外形寸法は、W209×D302×H341mmのミニタワーサイズながら、グラフィックスカードは290mmまで実装可能。さらにマルチグラフィックス構成にも対応しており、標準的なミドルタワー並みの高性能PCが構築できる。
フロント部には、ファンコントローラー機能を備える120mmファンを搭載 | 底面パネル部はドライブベイとして利用される |
冷却ファンは、フロント120mmファン×1(ファンコントロール機能標準)。ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×1(ATXマザーボード搭載時は使用不可)、3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2(光学ドライブ搭載時は内1つが使用不可)。拡張スロットは6段を備える。
マザーボードは上下を逆にした倒立配置 | 丸みを帯びたエッジ部やヘアライン加工など、工作精度は上々だ |
フロントI/OはUSB3.0×2、オーディオ出力×1、マイク入力×1。重量は2.6kg、CPUクーラーは高さ95mmまで対応する。なお国内代理店の株式会社アイティーシーによれば、「発売時期や価格は未定ながら、すでに取り扱い開始が決定している」とのこと。若干制限はあるものの、コンパクト・高性能なPCを狙っている人には魅力的な存在になるだろう。
文: GDM編集部 池西 樹
JONSBO: http://www.jonsbo.com/