2015.06.04 03:35 更新
2015.06.04 取材
ENERMAX(本社:台湾)は、「COMPUTEX TAIPEI 2015」にて新作CPUクーラー「ETS-T40 FIT」シリーズなどをお披露目。いずれも近々国内発売が予定されている要チェックモデルだ。(ブースNo:I1217)
メモリスロットとの非干渉を謳う、ナローヒートシンクを採用する「ETS-T40 FIT」シリーズ |
ENERMAXの人気サイドフローCPUクーラー「ETS-T40」シリーズに、メモリスロットとの非干渉を謳う、ナローヒートシンクモデル「ETS-T40 FIT」シリーズが登場した。
従来モデルと同じく、放熱フィン全体に風を送る「VGF」(Vortex generator flow)や、外気を効率的に取り込む「VEF」(Vacuum Effect)、CPUの熱を直接ヒートパイプに伝える「HDT」(Heat pipe Direct Touch)に対応。さらに熱伝導を向上させる「TCC」(Thermal Coanductive Coating)により、冷却性能を落とさずにスリム化を実現した。
ダイレクトタッチ式のφ6mmヒートパイプ4本を使い、ヒートシンク全体に効率よく熱を拡散する |
冷却ファンの構成と本体カラーの違いにより、120mmファンのシルバーモデル、140mmラウンドファンのシルバーモデル、120mmファンのブラックモデル、120mmデュアルファンのホワイトモデルの計4種がラインナップ。国内発売は7月上旬より順次開始される予定だ。
デュアルファン構成のホワイトモデルもラインナップ。なおシングルファンモデルにも冷却ファンクリップは、2組付属される予定だ |
小型HTPCにピッタリな、ロープロファイルクーラー「ETD-T6 SLIM」シリーズ |
「ETD-T6 SLIM」シリーズは、全高をわずか55mmに抑えたトップフロー型ロープロファイルCPUクーラー。φ6mm×6本の銅製ヒートパイプを使い、ヒートシンク全体に熱を効率よく拡散することで、冷却性能と静音性を両立。「HTPC、特にMini-ITXベースのコンパクトモデルで冷却に悩まされている人に使ってもらいたい」とのこと。
φ6mm×6本のヒートパイプを搭載。冷却ファンは120mmのスリムタイプが採用され、ロープロファイルながら高い冷却性能と静音性を両立 |
冷却ファンは120mmのスリムタイプで、標準ファンの他、特許技術「circular LED Light」を搭載したLEDファンモデルの2種がラインナップ。国内発売は7月中には開始される予定だ。
文: GDM編集部 池西 樹
ENERMAX: http://www.enermaxjapan.com/