2015.06.04 04:57 更新
2015.06.04 取材
各メーカーから多くの“Skylake”対応マザーボードが発表された、今年の「COMPUTEX TAIPEI」。ASRock Incorporation(本社:台湾)からは、イマイチ使いどころのないSATA ExpressをUSB3.1に変換できるフロントベイアクセサリ、「Front USB 3.1 BOX」が付属するマザーボードが発表された。(ブースNo:ROOM449)
「Skylake」対応マザーボードに付属する「Front USB 3.1 BOX」 |
6月3日に行われたプレス向けカンファレンスにて、「Skylake」対応マザーボードを公開したASRock。そのオプションとして用意していたのが、SATA ExpressをUSB3.1(Type-C)に変換する「Front USB 3.1 BOX」だ。
SATA Expressを使い、5.25インチベイにUSB3.1×1、USB3.1(Type-C)×1を増設 |
マザーボードへの実装が進む一方で、未だ対応ドライブのないSATA Expressポートだが、「Front USB 3.1 BOX」を使えば、5.25インチベイにUSB3.1×1、USB3.1(Type-C)×1を増設可能。これにより、使い道のなかったSATA Expressを有効に活用することができる。
搭載チップはASMedia「ASM1142」 | 製品解説を担当したのは、もちろん台湾本社マーケティング本部長Chris Lee氏 |
コントローラチップはASMedia「ASM1142」が採用され、ASRock製マザーボード以外でも動作可能。同梱モデルは現在検討中ながら、コストの関係で上位モデルのみの予定。なお現状では単体販売は考えていないが、「反響が多ければ前向きに検討する」とのこと。
続いて、プレス向けカンファレンスにてお披露目された「Skylake」対応マザーボード、スタンダード向け3種、ゲーミング向け3種の計6モデルをまとめて画像で紹介しておこう。
M.2を3機搭載するスタンダード向け上位モデル「Z170 Extreme7」 | |
スタンダード向けミドルモデル「Z170 Extreme6」 | スタンダード向け下位モデル「Z170 Extreme4」 |
ゲーマー向けミドルモデル「Z170 Gaming K6」 | ゲーマー向け下位モデル「Z170 Gaming K4」 |
ゲーマー向けMini-ITXモデル「Z170 Gaming-ITX/ac」 |
文: GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/