2015.06.04 18:28 更新
2015.06.04 取材
RAIJINTEK Corporation(本社:台湾)ブースに到着すると、カラフルな6色バリエーションを揃えるCube型MicroATXケース「STYX」がお出迎え。昨年発表のMini-ITX対応「METIS」の兄弟モデルにあたり、夏の発売を目指して鋭意スケジュールは進行中とか。
昨年の「COMPUTEX TAIPEI 2014」では、Mini-ITX対応のCube型PCケース「METIS」を持ち込んだRAIJINTEK。今年はひと周り大きくMicroATX対応とした「STYX」を投入した。
容量を増やすことで組み込みやすさを考慮した(関係者)という「STYX」は、外装にアルミニウムパネルを採用。色栄えする素材の特性を生かし、ブラック、レッド、シルバー、ブルー、グリーン、ゴールドの全6色カラーバリエーションを用意した。実際に全ての色が発売されるかは不明だが、いずれも仕上がりは美しい。
明るいブルーを手に右側面の薄型光学ドライブベイをチェック。フロントトップにはUSB3.0×2、音声入出力端子を備えた |
外形寸法はW210×D360×H335mmで、素材は1.5mm厚のアルミニウム。ドライブベイは3.5インチシャドウベイが3段、2.5インチシャドウベイが6段となり、右側面にはスロットインタイプ限定の薄型光学ドライブベイが用意されている。
冷却ファンレイアウトは、リア120mm×1、ボトム120mm×1で、トップおよびサイドには240mmサイズラジエターが搭載できるようになっている。この辺りは内部容積の拡大による恩恵と言えるだろう。
サイズ的に余裕ができたことで、トップまたはサイドに240mmサイズラジエターがマウント可能 |
余談ながら「METIS」は9月より国内での販売が開始されおり、比較的早い段階で市場に投入されている。慣例に従えば、「STYX」の発売時期に期待が掛かるワケだが、関係者曰く「8月頃には発売を開始したい」とのこと。
電源ユニットは「METIS」同様フロントボトムマウント。なおグラフィックスカード搭載スペースは最大280mmまで、CPUクーラーは高さ180mmまでのサポート |
文: GDM編集部 松枝 清顕
Raijintek Co Ltd: http://www.raijintek.com/