「RAVEN 5」の思想を受け継いだコンパクトミドルタワー

「COMPUTEX 2015」で「RAVEN 5」の弟分「RAVEN X」がお披露目

「RAVEN X」（型番：RVX01）は、マザーボードを90度回転して配置する「煙突構造」や、流線型デザインなど「RAVEN 5」の思想を受け継ぎつつ、コンパクト化を実現したミドルタワーPCケース。

マザーボードを90度回転して配置する「煙突構造」もそのまま継承

底面部には120mm Air Penetrator（AP）ファン×3が実装され、「正圧設計」による効率的な排気を実現。またケース内へのホコリの侵入も防げることから、ケース内部をクリーンな状態に保つことができる。

メッシュ通気口をあしらったプラスチック製のトップカバーは簡単に着脱可能

ドライブベイレイアウトは、2.5/3.5インチシャドウベイ×2、3.5インチシャドウベイ×2で、光学ドライブベイは非搭載。ファンマウンタはボトムの他、トップ120mm×1、リア120mm×1で、トップには水冷用ラジエターを実装することもできる。

リア部には120mmファンを1台搭載可能	オプションとしてリモートで電源をON/OFFできる「External Starter」（20ドル前後）も販売される

外形寸法は、W195×D470×H473mm、容積は43.3リットル。対応フォームファクタはATX/MicroATX/Mini-ITX。発売は2015年第3四半期予定で、売価は80ドルとかなり戦略的な価格が設定されている。

文： GDM編集部 池西 樹
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