2015.06.06 01:10 更新
2015.06.06 取材
ファン回転数をLEDカラーで確認できる、80PLUS GOLD認証電源ユニット「Lighting Cube」シリーズが、Sea Sonic Electronics(本社:台湾)ブランドから発表された。ゲーマー向けを謳う80PLUS GOLD認証モデルで、容量は750Wと850Wの2種がラインナップ。(ブースNo:I1210)
5色のLEDカラーリングを楽しむことができる、ゲーマー向け電源ユニット「Lighting Cube」シリーズ |
電源ユニットの雄、Seasonicは「COMPUTEX TAIPEI 2015」に合わせて初のゲーマー向けモデル「Lighting Cube」シリーズをデビューさせた。ケースやマザーボードと違い、外観による差別化が難しい電源ユニットだが、同社では幾何学模様のファンガードと、5色に変化するLEDライティング機能により実現。ゲーミングPCで重要な“魅せる”要素を見事クリアさせた。
幾何学的なデザインのファンガードを採用 | LEDライティングによってサイドも発光する |
LEDカラーは「Hybrid Digtal RGB Fan Control」と呼ばれる独自コントロール機能で制御され、背面ボタンによって、「Turbo Mode」(フル回転:赤)、「High Cooling Mode」(80~100%:黄)、「Medium Cooling Mode」(最大80%:緑)、「Low Cooling Mode」(最大60%:青)、「Silent Mode」(セミファンレスを含む3段階:白)の5つのモード切り替えに対応。ちなみにセミファンレス時でも、負荷が上がると自動的に回転数が上がるため「安定性や耐久性は心配しなくても大丈夫」とのこと。
LEDの発光パターンは、背面スイッチで切り替えられるファンコントロール機能と連動している |
電源容量は750Wと850Wの2モデル展開。各種ケーブルは取り外しが可能なフルモジュラー方式で、冷却ファンは口径135mmの「Fluid Dynamic Bearing」ファンを採用。保護回路はOPP、OVP、UVP、SCP、OCP、OTPの6種で、外形寸法は、W150×D170×H86mm。発売は8月予定で、価格は未定。なお製品の立ち位置は「Snow Silent」シリーズの下位にあたるため、これらの製品よりは安価になるという。
鮮やかな外観に相反するかのように、シックにまとめられたパッケージもSeasonicのコダワリだ |
文: GDM編集部 池西 樹
Sea Sonic Electronics Co., Ltd.: http://www.seasonic.com/