2015.06.06 03:09 更新
2015.06.06 取材
Deepcool Industries(本社:中国)ブースからのレポート第3弾(最終回)は、またもやグラフィックスカードを見せる事に注目した、スリム型Mini-ITX対応ケース「NEPHRITE」の登場。最上部には屋上バルコニーさながら、透明な三角屋根がそびえ立ち、グラフィックスカードを格納する。
グラフィックスカードが主役のCube型Mini-ITX対応ケース「GameStorm」に続き、Deepcoolのスリムタワー「NEPHRITE」が一際目に付く。
凝り固まったスリムタワーPCケースの常識に敢えて挑戦。ライザーカードを使って最上部に押し出されたグラフィックスカードは、透明プラスチック製の三角屋根エリアに格納。まさに「グラフィックスカードを見せるため」にデザインされたPCケースだ。
コレクションケースさながら、グラフィックスカードを美しく見せる「NEPHRITE」。ただしグラフィックスカードを常に見て楽しむには、横向き設置にする必要がある |
素材はSGCC(亜鉛めっき鋼板)とプラスチックで、外形寸法はW100×D330×H428mm。ドライブベイレイアウトは3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2で、120mm口径ファン×1基が搭載可能。担当者曰く、120mmサイズラジエターの水冷ユニットのマウントを想定しているとのこと。
また電源ユニットはSFX規格に対応し、グラフィックスカード搭載スペースは300mmまで。こちらのモデルも第3四半期の発売が予定されているとか。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Deepcool Industries: http://www.deepcool.com/