2015.06.08 00:00 更新
2015.06.08 取材
ひょっとしたら最近はPCよりも付き合う時間が長いかもしれない、スマートフォン(やその他ガジェット)に密着するコーナー「オレスマホ」。今回はビートオン 秋葉原店より、「理想のデスクトップが完成した!」と語る石山さんのPC周り(?)を見せてもらうことに。デスクトップがそのまま持ち歩けるなんて、Windowsタブレットって便利だなぁ。
「ここしばらくで急に流行った感のあるWindowsタブレット、私もとりあえず使ってみたかったんですよ。そこで買ったのがこの『Miix 2 8』!スペックはそこそこで作りもいいし軽いしで、何よりOffice付きで2万円台というコスパのよさに惹かれました。さすが定番モデルになるだけはあるなと感心しつつ、Windows機なんだからこのまま仕事に使えないかな?という考えがふと頭をよぎったんです。こうしてここから、最適なデスクトップを構築するという私の長い旅が始まりました・・・。
コストパフォーマンスの良さから、一躍人気モデルとなったレノボのWindows 8.1タブ「Miix 2 8」。本機をベースに仕事環境を作り上げたという石山さん、そのデスクトップを見せてもらいましょう。※表示画面はイメージです | |
仕事には有線LAN環境が必須のため、LANアダプタなど複数の周辺機器を用意。快適な環境を追求した結果、このこだわりが最終的に高くつくことに・・・ |
もちろんタブレットのままじゃとても仕事ができません。キーボードとマウスは必須、さらにウチは有線LAN環境じゃないとシステムに入れないので、LANアダプタも必要でした。それらを繋ぐのにOTGケーブルを買ってきて・・・という具合で、まずは周辺機器を集めるところから始まったんです。もちろんキーボードとマウスはBluetooth、スマートな仕事環境がたちまち完成すると思われました。
ところが買ってきた機器にあれこれ問題が出てきます。とりあえずと買ってきた安物のLANアダプタはWindows 8.1非対応で使えず、やむを得ず(さらに失敗は嫌だったので)そこそこ値の張るバッファロー製を追加購入。そしてBluetoothのキーボードとマウスですが、これが『Miix 2 8』と相性がよくなかった。勝手にキーが入力されたりチャタリングじみた動きをしたりで、まるで使い物になりません。WEB上で同じような報告も上がっていまして、もうこうなったらアダプタ付きの2.4GHz無線モデルを使うしかないと。そうなるとUSBハブも必要になって・・・いい加減周りのスタッフたちも冷たいコメントばかりを投げるようになりました。まったく、とんでもない連中ですよ。
もちろんこれでも立派にモバイル可能です。実際こうして持ち歩いてますし、何の問題もありませんよ。ノートPCなら軽くてもせいぜい1kgちょいはあるワケですが、この環境なら主要デバイスで700g程度!キーボードもマウスも自由な位置に置けるので、さながら『VAIO Z Canvas』みたいなクリエイティブなスタイルで仕事ができるんですよ。実に素晴らしい!
・・・ただ誤算だったのが、周辺機器の出費ですね。LANアダプタが2つ、キーボードは3台、マウスも3台、それ以外のケーブルやら諸々を含めると、最終的にタブレットと同じくらいの出費になってしまいました。もはや自己満足の領域とはいえ、なんだか複雑な気分ですね」
文: GDM編集部 絵踏 一
ビートオン 秋葉原店: https://www.gdm.or.jp/shop/beat-on/