【COMPUTEX】国内発売が近いbe quiet!の新作トップフローCPUクーラー2モデルをチェック

2015.06.09 11:46 更新

2015.06.09 取材

COMPUTEX 2015

　プライベートブースが軒を連ねるグライドハイアット台北で展示を行ったbe quiet!（本社：ドイツ）。7月にも国内市場登場という、新作のトップフロー型CPUクーラー2モデルを事前チェックしておく。

高冷却トップフローCPUクーラーの新モデル

すでに欧州では販売がスタートしている、高冷却トップフローCPUクーラー「Dark Rock TF」。ニッケルメッキ仕様のアルミニウム製ヒートシンクは、上段のメインヒートシンクに加え、下段には一回り小さいサブヒートシンクを標準装備。2層のヒートシンクにφ6mm×6本のヒートパイプを組み合わせた構造は、同じく欧州に本社を構えるNoctua「NH-L12」を意識したデザインだ。


ヒートシンクを冷却ファンでサンドイッチする「Dark Rock TF」

「TDP220Wに対応する高い冷却性能は『NH-L12』より優秀なはず」と語るのはSales&Marketing ManagerのTimber Tseng氏。取材時に居合わせた国内正規代理店である株式会社ディラックの担当者によると「国内登場は7月上旬予定で、予価は税抜12,800円程度」とのこと。その他詳細については、5月27日付プレスリリースを参照頂きたい。


売価12,000円台のスーパーハイエンドな部類に属するCPUクーラー

期待のロープロファイル対応モデル


ロープロファイルタイプのCPUクーラー「Shadow Rock LP」

「Shadow Rock LP」は、全高が75.4mmに抑えられたロープロファイルCPUクーラー。受熱ベースにはφ6mm×4本のヒートパイプを実装。PWM仕様の口径120mm（1,500rpm/87CFM/25.5dBA）静音ファンを組み合わせることで、TDP130Wまで対応する冷却性能と高い静音性を両立させた。

こちらの予価は税抜6,480円。その他詳細については、4月15日付プレスリリースを参照のこと。