デスクトップ版Broadwellがアキバに登場。第1弾はeDRAM 128MBの「Xeon E3-1285v4」

2015.06.10 15:58 更新

2015.06.10 取材

　Intelの第5世代Coreプロセッサこと、Broadwellアーキテクチャを採用する「Xeon E3-1285v4」の発売が本日よりスタート。プラットフォームはLGA1150で、ASRock製9シリーズマザーボードでは正式対応が謳われている。

一足先にBroadwellのパフォーマンスを体験できるXeonプロセッサ登場


Broadwell世代のXeon E3-1200v4シリーズ最上位モデル「Xeon E3-1285v4」がアキバに登場

Intelの第5世代Coreプロセッサこと、Broadwellアーキテクチャを採用するデスクトップ向けXeonプロセッサ「Xeon E3-1285v4」の発売が、BUY MORE秋葉原本店にて開始された。今回入荷したのはCPUのみのバルクモデルで、価格は税込76,380円。なお購入の際にはCPUクーラーとのセット販売が条件となる。

「Xeon E3-1285v4」は、Broadwell/GT3eベースの内蔵GPUとなる「Iris Pro Graphics P6300」を搭載したフラッグシップモデル。6MBのキャッシュに加え、128MBのeDRAMを搭載しており、内蔵GPUによるコンピューティング処理や、高解像度動画トランスコード、リモートワークステーションのようなグラフィックス性能を重視した処理に最適化されている。


まもなく発売予定のコンシューマ向けBroadwell-Kよりもハイスペックな「Xeon E3-1285v4」。LGA1150プラットフォームに対応しているため、パフォーマンスを重視するならこちらを選択するのもアリだ

主なスペックは、CPUコア数が物理4コア、論理8コア（Hyper-Threading対応）、動作クロックは定格3.50GHz、TB時3.80GHzで、メモリはDDR3/DDR3L 1333/1600/1866MHz（最大32GB）まで対応。グラフィックスコアのクロックは定格300MHz、最大1,150GHz、EU数は48基で、TDPは95Wに設定されている。

対応プラットフォームはLGA1150。なおASRock製9シリーズマザーボードでは正式対応が謳われており、BIOSのアップデートのみで使用することができる。