2015.06.11 00:00 更新
2015.06.11 取材
週末ともなれば、数多くの組み込み案件を担当するTSUKUMO eX.6F「自作PCご相談カウンター」スタッフの石井さん。そんな同氏が、Intel製CPUでは一番のオススメモデルというのが「Core i5-4460」だ。組み合わせるにはちょうどいい、Thermalright製CPUクーラーとともに紹介してもらおう。
「COMPUTEXいいなぁ、一度行ってみたいですね。今年こそはと思うのですが、なかなかどうして。来年こそ、某ショップのMさんも誘って、是非行きたいと考えています。
それはさておき、最近お客様のPCを組んでいて思うのが、CPUは『Core i5-4460』でいいんじゃないかという事なんです。
皆さん、どうしても最上位の『Core i7-4790K』をチョイスしがちなのですが、正直必要としている人は少ないように思います。まず押さえておきたいのが、CPU選びの基本はクロックではなくコア数だという事。4コア4スレッドで3GHzオーバーなら、まず問題ないでしょう。
そこでオススメなのがCore i5シリーズの最安モデル『Core i5-4460』です。4コア4スレッドで3.2GHz(ターボブースト時3.4GHz)と、CPU選びの条件はクリアーしています。なにより『Core i7-4790K』は、常用するには熱すぎます。価格差も2万円近くありますから、その分をPCケースやグラフィックスカードに回したほうがいいですね。
さて、組み合わせるCPUクーラーも見てみましょう。ド定番のサイズ「虎徹」(型番:SCKTT-1000)もいいですが、『Core i5-4460』には見た目も少しオーバーでしょうか。ここはThermalright「TRUE Spirit 90M Rev.A」などいかがでしょう。125mmという高さがポイントで、PCケースの選択肢も広がります。もちろん、このクラスのCPUクーラーとしても優秀ですよ。
予算をかけてしまいがちなCPUですが、少し考え直すことで格段に他のスペックを上げる事ができます。個人的にはPCケースやグラフィックスカード、SSDに予算を割くほうが幸せなPCライフを送れると思っています」
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/