2015.06.12 04:00 更新
2015.06.12 取材
株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)は2015年6月11日、国内正規代理店を務めるAntec(本社:アメリカ カリフォルニア州)のプレス向け新製品発表会を開催。フラッグシップモデル「S10」をはじめとした新作PCケースが勢揃いした。
Antecにとっては約3年半ぶりというプレス向け新製品発表会。先週末に閉幕した「COMPUTEX TAIPEI 2015」のAntecブースを再現するかのように、会場内には新作PCケースの数々が並べられた。
製品解説を担当したのは、今回が国内メディア初登場という、Antec Director of Product DevelopmentのHan Liu氏。日本でも大ヒットを記録したP18系やSOLO系を手掛けたプロダクトエンジニアで、Antec製PCケースの生みの親と言える人物だ。
1997年の入社時からAntec製PCケースの開発に携わっているというDirector of Product DevelopmentのHan Liu氏 | COMPUTEX閉幕直後に新製品発表会を開催した理由として「日本市場を重要視しているため」と語ったSales Account ManagerのJun Huang氏 |
そのHan氏が手掛ける最新作が、フルタワーPCケースの最上位モデル「S10」。「疾走するバイクをイメージした」と語る、セントラルエアインテークが特徴的なフラッグシップモデルだ。国内市場での発売日は6月20日に確定し、税抜79,800円となる市場想定売価もこの場で明らかにされた。その他詳細については、6月11日付けプレスリリース、または「COMPUTEX TAIPEI 2015」のブースレポートをご確認いただきたい。
COMPUTEXで見てから1週間ぶりの再会となった「S10」。やはり大迫力のフルタワーPCケースだ |
その他、熱源を左右に分離する、デュアルチャンバ構造のMicroATX対応Cube型ケース「P50」も、「S10」と同じく6月20日に市場想定売価税抜9,980円で投入されることが決定。こちらも、6月11日付けプレスリリース、または「COMPUTEX TAIPEI 2015」のブースレポートに詳しい。
デュアルチャンバ構造のMicroATX対応Cube型ケース「P50」 | |
スライド紹介のみだったが、COMPUTEXでは実機の展示もあったミドルタワーPCケース「P9」。密閉型の静音志向から高エアフローにも対応可能。発売が待ち遠しいモデルだ | |
縦置き横置き両対応のスリムタイプMicroATXケース「VSK2000-U3」。電源はTFT規格に対応、CPUクーラーは65mm、拡張カードは200mmまでサポート。価格は未定ながら、8月の国内市場投入が決まっている | |
80PLUS GOLD認証電源ユニット「EA-GOLD」。450W、550W、650Wの3モデル展開で、奥行き140mmのショートデザインが特徴。冷却ファンは120mmタイプを採用する |
文: GDM編集部 Tawashi
株式会社リンクスインターナショナル: http://www.links.co.jp/
Antec: http://www.antec.com/