2015.06.18 13:10 更新
2015.06.18 取材
左右分割の特殊デザインを採用、傾斜をつけて入力できるエルゴノミクスキーボード「Matias Ergo Pro」がダイヤテックから発売。パソコンハウス東映にて、Windows向け英語配列「Matias Ergo Pro for Win」(型番:FK403QPC)が税込25,800円で販売中だ。
キーボードユニットを左右に分割、身体を開いた楽な姿勢で入力できるエルゴキーボードが今日から発売。価格は高めだが、腕や肩への負担を軽減してくれるモデルだ |
特異な左右分割デザインを採用し、負担の少ない姿勢で入力できるエルゴノミクスデザインキーボード。底面に備えた複数のチルトスタンドを組み合わせ、好みの傾斜に変形可能。“テント”のような三角形状を形成する9度傾斜の「テンティングアングル」や、手前側のスタンドを立てた4.5度傾斜の「ネガティブチルトアングル」など、入力スタイルに合わせた使い分けができる。
それぞれのユニットには、手前側に2基、奥側に1基のチルトスタンドを装備。“テント状”に立てたり、奥側を下げるなどユニットに傾斜をつけることができる | |
ほぼ主要キーのみに絞り込んだレイアウトで、エルゴモデルながらコンパクトに収まった。なお、スペースキーは左右両方に搭載している |
キーボードレイアウトは、主要キー以外を大胆にカット・再配置したコンパクト設計で、スペースキーは左右両方のユニットに搭載。使用頻度の高い「Page Up/Down」や「Home/End」などの機能キー、矢印キーを独立キーとして手元部分に実装するほか、「copy」「paste」などのホットキーも左端に追加されている。
キースイッチには、ALPSスイッチ互換形状の静音仕様「Matiasスイッチ」を搭載。キーストローク3.5mm、押下圧は60±5gf、Nキーロールオーバーに対応する。
コピペなどの常用アクションを左端にキーとして配置。使用頻度が高い機能キーの一部や矢印キーも独立実装している | |
スイッチは往年のALPSスイッチと互換形状の「Matiasスイッチ」。静音仕様につき、跳ね返りの音を抑えている。なお、一部キーにはメーカー情報にもない謎のDIPスイッチが実装されていた |
接続インターフェイスはUSBで、本体側面・背面に合計3ポートのUSBハブを搭載。仕様の詳細はプレスリリースを参照のこと。なお、付属品として、両ユニットを接続するブリッジケーブルとPC接続用のケーブル2本(2mと1m)が同梱されている。
左右のユニット同士を接続する、巻取り式のブリッジケーブルが付属。PC接続用のケーブルは長さ違いで2本同梱されている |
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/0611/119220
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/