2015.06.18 17:50 更新
2015.06.18 取材
メモリスロットや拡張スロットとの干渉を抑えた“非干渉デザイン”が特徴のNoctua(RASCOM Computerdistribution/本社:オーストリア)製CPUクーラー、「NH-D15S」「NH-C14S」の販売がオリオスペックで開始された。価格は税抜12,511円と税抜12,057円。
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Noctuaから非干渉デザインを謳うハイエンドCPUクーラー2種が発売開始。パッケージはひと目でそれと分かるおなじみのデザインだ |
メモリスロットや拡張スロットとの干渉を抑えた非干渉デザインが特徴の、Noctua製ハイエンドCPUクーラー「NH-D15S」「NH-C14S」の販売が開始された。
いずれも冷却ファンはシングル構成で、2ndファン用のクリップが同梱。またリテンションは、汎用性の高いSecuFirm2が採用され、Intel LGA2011(v3)/LGA1156/LGA1155/LGA1150、AMD Socket FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2に対応する。
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ツインタワーヒートシンクを採用するサイドフローCPUクーラー「NH-D15S」 |
「NH-D15S」は、ツインタワーヒートシンクを採用するサイドフローモデル。ヒートパイプはφ6mm×6本、受熱ベースはニッケルメッキ仕様の銅製で、ヒートシンクに対してアシンメトリにデザインされている。
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受熱ベースから伸びるヒートシンクはφ6mm×6本。また大型ヒートシンクメモリに対応するため、フィンには段差が設けられている |
冷却ファンは、サイズW140×D150×H25mmのラウンドフレームモデル「NF-A15 PWM」で、回転数を抑える「L.N.A」が付属。回転数は最小300rpm、最高1,500rpm(L.N.A時1,200rpm)、風圧140.2m2/H(同115.5m2/H)、騒音値24.6dBA(同19.2dBA)で、MTBFは150,000時間。
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リテンションや「L.N.A」などは本体とは別の小箱に収納されている |
外形寸法は、W150×H165×D135mm(冷却ファン含む)、重量1,150g(同)。販売価格税抜12,511円。
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トップフローモデルでは珍しい140mmファンを搭載する「NH-C14S」 |
「NH-C14S」は、140mm口径のPWMファン「NF-A14 PWM」を搭載するトップフローモデル。ファンの取り付けは、メモリクリアランスを優先したトップ配置「High Clearance Mode」と、全高を抑えたボトム配置「Low Profile Mode」が選択できる。
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ファンの取り付けは、メモリクリアランスを優先したトップ配置「High Clearance Mode」と、全高を抑えたボトム配置「Low Profile Mode」の2種類が選択可能。また付属のクリップを使えばデュアルファンにも対応する |
こちらもヒートパイプは6本で、受熱ベースはニッケルメッキ仕様の銅製ベースを採用。冷却ファンのスペックは、回転数が最小300rpm、最高1,500rpm(L.N.A時1,200rpm)、風圧140.2m2/H(同115.5m2/H)、騒音値24.6dBA(同19.2dBA)で、MTBFは150,000時間とされる。
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「NH-D15S」「NH-C14S」ともNoctuaらしい美しい仕上がりで、所有欲を満たしてくれることだろう |
外形寸法は、W140×H115または142×D163mm(冷却ファン含む)、重量1,015g(同)。販売価格税抜12,057円。
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文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
RASCOM Computerdistribution(Noctua): http://www.noctua.at/