2015.06.19 17:52 更新
2015.06.19 取材
株式会社マウスコンピューター(本社:東京都千代田区)は2015年6月19日、20日(土)の「G-Tune:Garage 秋葉原店」のフルリニューアルオープンに先駆け、プレス向け説明会を開催した。秋葉原のメインストリートへと移転し、生まれ変わったゲーム旗艦店をご紹介しよう。
マウスコンピューターが展開するゲーミングブランド「G-Tune」の旗艦店「G-Tune:Garage 秋葉原店」が明日20日(土)に、フルリニューアルオープンする。店舗は1Fと2Fの2フロア構成で、場所はこれまでのパーツ通りから、秋葉原のメインストリートである“中央通り”沿いの好立地へと移転される。
冒頭挨拶に登壇した代表取締役社長の小松 永門氏 |
イベント冒頭に登壇した代表取締役社長の小松 永門氏によれば、中央通り沿いに店舗を出すという8年越しの夢をようやく叶えることができた。「今後はアキバのみならず日本のPCゲーム中心地となるよう努力していきたい」とその意気込みを語った。
中央通り沿いにあるドン・キホーテの真正面に移転した「G-Tune:Garage 秋葉原店」。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出す |
続いて杉澤 竜也氏が登壇し、店舗コンセプトを解説。「過去」と「未来」の融合をテーマに、近影リアプロジェクターやVR体験など先進的な技術を展示しつつ、古木やベニアなどを取り入れることで「歴史の積み重ねを感じることができるショップを表現した」とのこと。
店舗コンセプトの解説を行うコンシューマ営業統括部コンシューママーケティング室 室長の杉澤 竜也氏 |
また1FフロアはPCゲームによる「楽しさ」を体験できるデモンストレーションフロアとして開放。VRヘッドセット 「Oculus Rift」や3画面表示に対応するレーシングPC、インディースゲームのデモPCなどが用意される。さらに動画配信機材や、マルチ対戦も可能なゲーミングPCなども揃えられており、ゲーム対戦やイベントスペースとして開放することも考えられている。
1Fフロアはデモンストレーションコーナーの他、イベントスペースとしても活用できる |
2Fフロアは、「G-Tune」ブランドが展開するデスクトップ・ノートPCの展示・販売コーナー。実際にPCに触れて動作を確認できる他、マシン構成のカスタマイズなどの相談も可能。またノートPCに関してはその場で購入して持ち帰ることもできる。
ノートPCは「浮遊感をイメージした」吊り下げテーブルに展示されている | |
デスクトップPCのカスタマイズオーダーも可能 | ゲーミングデバイスも実際に試して購入することができる |
新筐体を採用する超小型ゲーミングPC「LittleGear」シリーズ |
イベントでは現在開発中の超小型ゲーミングPC「LittleGear」シリーズがお披露目された。Mini-ITXマザーボードと持ち運びを考慮した独自Cube型筐体を採用し、300mmまでのロンググラフィックスカードに対応。また水冷用ラジエターの搭載にも対応しており、デモ機にはAMDの新フラッグシップGPU「Radeon R9 Fury X」が搭載されていた。
デモ機にはAMDの新フラッグシップGPU「Radeon R9 Fury X」を搭載。グラフィックスカード搭載スペースにはかなり余裕がある |
詳細スペックなどは未定ながら、価格帯としては「NEXTGEAR-MICRO」シリーズと同程度を想定しているということで、最廉価モデルはかなり安価になりそうだ。なお発売は9月頃を予定している。
フルリニューアルオープンを記念して、「G-Tune:Garage 秋葉原店」では、本日19日(金)から21日(日)までの3日間オープニングイベントを開催する。最後にそれらのイベントをまとめて紹介していこう。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社マウスコンピューター: http://www.mouse-jp.co.jp/