2015.06.23 00:01 更新
2015.06.23 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。水先案内人になってくれるのは、イオシスの敏腕バイヤー林さんだ。先週は日本でも話題のソニースマホ「Xperia Z4」の海外版が話題をさらった陰で、思わぬ掘り出し物も入荷していたぞ。
「今週の筆頭格は間違いなくこのモデルでしょう。日本でも話題になったソニー最上位スマホ『Xperia Z4』のグローバル版『Xperia Z3+』!そのデュアルSIMモデルが入荷しました。
モデル名は何やら紛らわしいですが、スペック自体は国内版と一緒です。さらに薄く軽くなった防水・防塵ボディに、オクタコアCPU『Snapdragon 810』を搭載、液晶はフルHDと『Z3』から変わりありません。F値2.0の高性能カメラも健在ですし、ハイレゾ再生機能やアップスケーリング再生とオーディオ機能も最高峰。個人的には、情報量が3倍になったというBluetoothの新コーデック『LDAC』の対応も気になってます。対応機器は持ってないんですが・・・。
ちなみに国内版と一緒ならそっちを買えばいいじゃない、という方がいらっしゃるかもしれません。ただしSIMフリーや、MVNOで使いたいなら要チェック。国内版はSIMロック解除に制限(ドコモは購入180日後/本人のみ可)があったり、MVNO系SIMでテザリングができないといった問題があります。このあたりが気になる方は、この『Z3+』がキラースマホになるかもしれませんね」
「お次も新品スマホの入荷で、Samsungのローエンドモデル『Galaxy Grand Neo Plus』をご紹介しましょうか。スペック的には4コア1.2GHzに1GBメモリ、5インチWVGA液晶とあまり見るものがないですが、それだけにお買い得。ウチで一番安く替えるGALAXYスマホと言い換えてもいいでしょう。
ちなみにちょうど1年前くらいに『Galaxy Grand Neo』っていう、同じくローエンド向け端末を入れたんですが・・・スペックを比べるとほとんど同じ!実は販売地域ごとに違う名前で売っているらしく、基本は同じスマホというワケですね。一応『Plus』になってフロントカメラが30万画素から200万画素になったようですが・・・まぁ1周回って以前より安くなったので、そこが一番のポイントかなと思います」
「続いてこちらは中古の端末になりますが、これまた懐かしい激レアなモデルが入ってきました。Nokiaが初めて投入したWindows RT 8.1タブレット『Lumia 2520』です。そう、Windows RTなんですよ。発売は2013年と、初代『Surface』とタメを張る世代ですね。
以前は(旬な時期に)入れようと頑張ったんですけど、どこも在庫がなく全然仕入れられない状態で・・・国内ではまず手に入らない端末なので、それだけに感慨深いですね。スペックもフルHD液晶にクアッドコアCPU、2GBメモリとそこそこ、さらにSIMフリーのLTE版なんですよ。
状態はかなり良好で、なんと『Surface』っぽく使えるキーボードドック(こちらはやや使用感あり)も付いてきます!ただし充電用の専用ACが付属しないのがネック。この端末の充電方法については、店頭まで問い合わせをお願いします」
「最後は、これまたなんじゃこりゃなスマホ。ただの『iPhone 5』だと思いますか?なんとApple Storeがストックしていたという“交換用iPhone”なんですよ!どうやって入ってきたのやら、という代物で、ご覧の通りの白箱入り。でも普通交換する時は端末だけを渡してくれるので、この箱を見る機会はないでしょうね・・・。
これに関しては、店頭にも『ホンモノなのか、ちゃんと使えるのか』といった問い合わせもありました(笑)。一応公式のツールを使って確認しているので、偽物ではありません。普通にSIMフリーの新品iPhoneとして使えるので、ご安心ください。ただしこの外箱は、話の種としてしっかり取っておくことをオススメしますよ」
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/